帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

すごい魚屋 角上魚類

2018-07-14 13:54:00 | 食い物
沖縄に住んでた頃は魚が食いたくなると市場へ行ったもんだ。

車で10分くらいとばせば泊漁港か糸満漁港で旨い魚を入手することができた。

東京にはもちろん築地市場があるけど、炎天下に電車で魚を買いに行くのは気が引けるし、車は駐車場の問題があって、こないだアメ横に行ったときなんか数時間で2,500円も取られてしまって、これではアマゾンで買ったほうがよっぽど安くつくんで、東京の買い物はほんと気が重い。

地元の魚屋はスーパーに客をとられて壊滅しており、どうしたもんかと頭を悩ませておったところ、人伝に角上魚類のことを知った。

で、行ってみた。

横浜まで魚を買いに行くのもどうかと思うが

駐車場はもちろん無料だし、なんといっても品揃えが


非常に豊富! 暑い今夜は、
毛ガニ1,000円をむしゃむしゃとしゃぶるか、クロソイを煮付けてみるのも、鯵のなめろうなんかも涼しげでいいね

ん~~~迷うなぁ、下のウマズラ500円って安い・・・え、松川かれい・・・

えっっっっっ! 松川カレイ、えっっっ!

あのカレイの王、その名も「王鰈おうちょう」と呼ばれる松川鰈が、ヒラメをも凌ぐ旨味と歯ごたえを持つマツカワカレイが、幻の魚でめったに庶民の食卓には登らないあのあのあの。

・・・うむ。 しつこい。


しかし、一枚1,000円って、10年前なら考えられないお値段ですよ。
昔は諭吉が数枚飛んだもんです。

無料でさばいてもらえるのも嬉しいです!

お造りにしてもらって、アラは煮付けにしようっ♪

などと小躍りしながら帰宅したが、こういうときにこそ


かつて築地の有次で誂えた別打・小出刃を使って、見事に鰈をおろして見せ、このところすっかり落ちぶれてしまった父親の威厳というものを取り戻すのに最良のチャンスではなかったか、と激しく後悔した。

夕飯の食卓で、せっかくの松川カレイが少し酸っぱくなった。


まあ、、、いっか。


ここは切り換えていこう! (ビールから日本酒に)








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