帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

千葉キョン

2020-10-20 10:23:00 | 食い物
盟友カツヒロと千葉の山へ

千葉県の山は標高に恵まれず最高峰でも408mと比叡山の半分すらない

隣の茨城の筑波山、東京の雲取山、対岸の神奈川は丹沢山と近隣県はそれぞれ百名山を擁しているが、千葉で一番多く登られる山といったらビッグサンダーマウンテンである


しかし里山は趣が深く、なかなかに幽玄だ

晩秋の山には誰もいない

でもキョンはいる

原泰久『キングダム』に登場する羌瘣(きょうかい)は謎の呼吸法を用いて圧倒的な攻撃力で敵を殲滅する女剣士ですが、羌(きょう)の字は中期中国語読みでkʰɨaŋ(キィァン)と発し、じつはこれが房総半島で5万頭以上に爆殖している小型の鹿、キョンの和名の由来なのです

昨年オープンしたばかりの猟師工房ランドでキョンの肉を入手したのでちょっと食べてみましょう

さばき方を教えてくれるセミナーもあるそうで、いつかやってみたい!


強い雨が降っているので林業用資材でタープを張りました。カツヒロはブルーシート。

これならば焚火で燃えてしまっても惜しくはない


都心から一時間の林間キャンプ場、都会の喧騒を忘れ、気がつけばホームレス一歩手前


キョン肉、ホンビノス貝、セイヨウカボチャ 全部千葉県産外来種ですね

キョンは脂が少なく柔らかな赤身で、噛むとほんのり草の香りを感じ、鹿肉より癖がないのにクセになる不思議なお味でした

よく火を通すと砂肝のようにシャクシャクとする歯ごたえになるので、これならオイルでコンフィするような食べ方のほうが真価を発揮するかもしれません

キョンの革はしなやかで肌触りがよいので、台湾ではセーム革の中でも特級品の扱いだとか



ジャーキーにしたキョン肉をミネに与えると、ものすごい食いつきを見せました!

眠っている野生を目覚めさせるのでしょうか

定期的に食べて観察してみます





コメント