帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

綴化臥牛、誕生

2021-04-17 10:26:00 | 植物
春になり多肉たちが動き始めてきた

明治時代に黒船に乗って渡来した、臥牛という日本人好みの多肉を殖やしている

牛の舌みたいで気持ち悪いという人もいるが、俺は万年青(おもと)に通じる渋さが気に入っている


一年に一枚しか葉をださないのんびりとした牛たち

端正に左右に一枚の葉を展開させる以外にほとんど変化しないけど、一旦その気になると物凄く化ける、つまり、突然に変異をおこすところが素晴らしい


突然、親木の脇から出てきた斑入りの仔


斑が入ると臥牛錦と名前が変わり、市場価値が一気に高まるところも万年青と一緒だ


歌舞伎役者の後ろに万年青が並んでいる

良い斑まわりのものは数千万円で取引されるなんて、なんだかイケナイ植物みたいじゃないか

バンバン殖やして家でも建てるか、と牛たちを見ながら黒い妄想をしている



そして今年、とても珍奇な突然変異の臥牛が2株出てきた


真ん中の成長点から仔が出ているではないか

綴化(てっか)臥牛の爆誕だ!

綴化した臥牛の画像をグーグルで調べたがたった1鉢の写真しかでてこなかった


つまり、世界に3株しかないということだろうか・・・


黒い妄想が雨雲のように膨らんでいく!w










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