熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

土田さんからのコメント

2019-04-14 06:01:01 | 文章
 将棋チェスト本日届きました。引き出し型の駒台は想像以上にスムースに出し入れでき、かつ引き出したときの駒台の安定感はすばらしいと感動しました。また、蓋がリバーシブルになっており、蓋を外せば1寸盤、蓋を裏返しに置けば2寸盤にも対応しており、蓋の裏側にもフェルトが張ってあり、これは良く考えられた設計だと思いました。また、銘を入れていただき、ありがとうございました。我が家の家宝にし、子や孫に代々引きついでもらおうと思います。
 以下、お返事は急ぎません。お時間のある際にご検討いただければ幸いです。
 このチェストに一枚板二寸盤を載せて使用する予定ですが、その二寸盤を普段はチェストから外して桐献上箱内に保管したい(反り防止)と思うようになりました。その場合、普段はチェストに盤を入れずに蓋をすることになります。ホコリ防止のため蓋裏側のフェルト面を下側して置くと考えています。 ここで問合せがあります。
 今回のチェストの蓋の端に溝(段差)をつけることは可能でしょうか?既にウレタン樹脂塗料が塗ってあるので基本的には削るのは困難であると思いますが、蓋の外側(木目側)を上にしてかぶせたとき、将棋盤を入れていなくても蓋が固定されるような改造です。
 蓋を裏返しして(フェルト面を上にして)置いた場合も、蓋の凸とチェストの凹がぴったり一致して固定されます。改造ができれば、将棋盤を置いてなくても、蓋は表裏どちら向きにおいても凹凸で固定される(横から押してもずれない)状態になります。本来は盤を常に収納しておくことを想定しているチェスト蓋ですので邪道な使い方だと思いますが、もし上記の改造が可能(下記1~4)であればお知らせ下さい。
  1.改造は可能(可能なら見積金額)か
  2.蓋のみ特注別売なら可能(特注蓋の見積金額) か
    3.チェスト再注文なら可能(チェストの金額)か
    4.もし次に販売する機会があるなら、製作前にあらかじめその旨指定しておけば可能か
このような要望は注文時、あらかじめ(ウレタン樹脂を塗る前に)伝えておくべきでした。お手数をおかけしてすみません。チェストの蓋の表面がきれいで、盤を入れていなくても固定できれば物書き台などにも使えるかなと考えました次第です。
 
以上のような希望と質問です。
長文ですが2回読み返すとおっしゃっていることが分かりました。結論を言いますと、「お手元にある蓋の改造は可能だと思いますので工場の方に打診してみます。改造の手間賃は、そうはかからないと思いますが、時間はかかると思います。手間賃以外に、改造する現品の輸送(土田さん→熊澤→工場で加工→熊澤→土田さん)賃がかかります。
 
もう一つの考えとして、新たに「ご希望の構造の蓋」を作って、それをお使いになる方法があります。これだと無駄な運賃はかからず、新規の製作費用は1万円程度ではないかと思います。この場合、今、お手元にある蓋は余分になりますが、テーブルに置いた卓上盤の覆い蓋にも使えます。
 
なお、根本的なことですが、今お使いの「献上箱」は今後も使いたいとのお考えですが、今後は、盤は「将棋チェスト」にセットしたままにされてはいかがでしょうか。そのほうが、盤を出したり入れたりすることもなくなるので、盤にも優しく、傷もつきにくいと思います。
チェストの内側にフェルトを貼ってあるのは、盤に傷がつきにくくするための処理ですし、むしろ今後は、チェストを使われるのですから、これまでの献上箱は不要にされてはいかがでしょうか。
    
 将棋チェストを、物書き用の机としても使いたいとのアイデアは良いと思います。と言いますのも、昔、某る今も現役の観戦記者さんから「机代わりにして原稿を書いている」と聞いてことがあります。また、使わないときは、物置台として使っている人は多いと思います。
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