字母紙セットに入っている書体について、お問い合わせがありました。16種類セットの内訳は、水無瀬、清定、錦旗、董斎、篁輝、探山、源兵衛清安、安清くずし、昇竜斎、鰭崎英朋、無双、竹内淇洲、空蝉、長禄、巻菱湖、魚龍、以上です。送料込みで、2400円といたします。
このほかに、書体コンテストの10種類のセットがあります。16種類と同時にご注文の場合、プラス1600円です。
9月9日(月)、晴れ。
関東~東日本を襲った台風15号。風の被害はものすごいものでした。鉄塔が倒れたり、人が風で飛ばされて亡くなったり。
今日の映像は、二つ。その一つは新作の「空蝉」。
もう一つは、ほぼ出来上がった「中将棋の水無瀬駒」。彫り駒です。クライアントの要望で、裏文字はあずき色。それを2段重ねの平箱に、一組92枚がぴったり収まりました。奇跡的ではあります。銘は「中将棋水無瀬、良尊刻」と、今日、双玉のお尻に入れました。
9月8日(日)、晴れ。
昨夜、眼が覚めると、つけっぱなしの画面に花火。どうやら秋田県大曲の花火大会のようでした。全国の花火師が競っての集まり。ドンドンと何千発。現地で見れば、きっと一生の思い出になることでしょう。
中将棋駒は、いよいよ終盤の工程に。まもなく出来上がります。今日は、はるばる東京からのお客様。どんなお話になるかなあ。
9月4日(水)、晴れと雨。
今日は大荒れ。外しごとをしていて至近距離の雷鳴が20発。胆を冷やしました。
今日の映像は、大失敗したセミ。こんなのが、仕事場の階段に落ちていました。
なんで、家の中に落ちていたんでしょう。不思議。
9月3日(火)、おおむね晴れ。
本日の映像は、中将棋盤。10年くらい前、古い日本産カヤの素晴らしい柾目の碁盤を見つけて、足を抜いて中将棋盤に仕立て直したものです。厚みは4寸。唯一最大の欠点は、木口一面に入ったヒビ。
気に入ったのは、盤面全体に均等に、まっすぐ通った柾目。
柾目年輪の本数は何本ありますか。数えていなかったので、画像から類推してみると、1区画25本から30本x12区画として、300本~360本になります。
裏もご覧ください。足を抜いた部分は、別の材でふさいでいますが、足を残していますので、取り付けることができます。
唯一最大の欠点、小口のヒビはご覧の通りですが、盤の表には及んでおりません。
9月1日(日、防災の日)、晴れ。
ひさしぶりのブログ更新です。このところ8月中旬から中将棋の駒に注力。ほぼ彫り終わって、昨日あたりから、堀跡に漆塗りを始めています。
映像は3枚。その様子です。
薄い色は、下地塗り一回目。濃い色は2回塗り終えたところです。
表は黒漆。裏はクライアントの希望であずき色に。これを2回重ねます。
出来上がりには、まだまだ数日かかります。