猛暑にうだっていたのはついこの間のこと。
今日はストーブを抱いて12月。
あちこちからChristmasソングが流れてきて
忙しく背中を小突かれているような気分。
同人誌の記念号掲載のレポートが仕上がった。
締切日はまだ先だが
プレッシャーは早めに取り除いておくことに。
若いころ怠けていたので
この歳になって勉強させられている。
レポートの内容は安西冬衛を選んだ。
現代詩の先駆者的立場にあって
知るほどにミステリアスな詩人である。
エドガア・アラン・ポオのように
猟奇性もあり
その作品は官能的で面白い。
難解なものが多いが
難解であるほど
解釈はこちらの勝手にさせてもらい亦面白い。
てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行く
代表的な安西冬衛の短詩である。
もぎたての蜜柑風呂にて候へば