![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/97/11825d5f7aacd54cbca5662c1bb83f73.jpg)
ジョウビタキより少し珍しく,
可愛らしさもちょっと上のルリビタキです。
ジョウビタキと同じ,ヒタキ科の小鳥になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/0a/5bab488ac966c56b6c91094d518258e5.jpg)
このルリ(瑠璃)ビタキ,名前のとおり青い鳥なのですが,
青いのは成鳥のオスだけなのです。
若いオスはメスとよく似た全体的には茶色の体色,
それが4,5年かけて,頭や上面が青くなり,
大人のルリビタキのオスとなっていくのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/82/3b5c71bb23ccc958ee1a34aecab521d2.jpg)
カワセミもそうでしたが,
鳥の青色は鳥が本来持つ色素ではありません。
全て構造色と呼ばれるもの,
光のあたり具合で青く見えるのです。
羽の構造がどのように変化し,
茶色が青色に見えるようになるのか,不思議なことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f8/801a213d7628fd50ff4138d9437090fe.jpg)
写真はすべて今年の正月に上谷戸親水公園の岸辺に見つけたルリビタキ,
すべて同じ個体なのですが,
特に上の写真では,背中の羽の一部と頭の一部に青色が確認できます。
ということはこの個体はオスの若鳥ということになります。
この夏に生まれたもの,あるいは生まれて2年目の個体になるでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/94/fb5c382ef7b8a0a62e73cac71bfdc5f9.jpg)
この若鳥,対岸の川岸を少しずつ移動しながら,
草や木などいろんな場所にとまり,
たくさんのポーズをみせてくれました。
石垣にとまり,正面からこちらを見つめるような姿,
これはやんちゃな男の子の眼です。