行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夏は来ぬ

2015-05-22 20:00:36 | 花,植物
野道を歩いてみれば
卯の花が蕾を一斉に開き、
早くもホタルブクロが花をつけていました(5/18)。


蕾が一斉に開き、
ウツギの花が初夏の風に揺れていました。
アジサイ科ウツギ属の代表選手です。


山野に普通に見られる落葉低木、
旧暦の卯月に花が咲くので
卯の花(ウノハナ)の別名があります。

余談になりますが、
豆腐の搾りかすであるオカラが卯の花と呼ばれるのは
その白さをこの花に例えたようです。


唱歌にあるように
この花が咲き、ホトトギスの鳴き声を聞くと
夏のおとずれ、夏を意識します。


水辺に咲くハコネウツギ、
スイカズラ科タニウツギ属のウツギです。
ウツギ(空木)の名は枝の中が空洞であるところから、
スイカズラ科以外にも、
アジサイ科、バラ科などにもウツギの名があります。


ハコネウツギ、
咲きたては白花ですが、
時を経るとともに色がピンクから赤色に変化します。
盛りの今は3色がそろって咲いています。


畑の隅に、白の花をたくさん咲かせている木を見つけました。
バイカウツギと思われます。
しかし、バイカウツギを調べてみると4弁花との記載が。
この木の花は5弁花あるいは八重花に見えます。


自生は少ないといわれるバイカウツギ、
いずれにせよ、平地のこの辺りで見るのは
園芸品種と思われますが
これはセイヨウバイカウツギでしょうか。


もうしばらくすると
野のあちらこちらに咲き出すホタルブクロ、
今年初見です。











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