行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コセンダングサと蝶

2016-10-14 20:00:07 | 花と虫
多摩川の河原に
秋の代表的な雑草、
コセンダングサがあちらこちらに花開いていました。
見ていると、その花にいろいろな蝶が吸蜜に来ます。
コセンダングサ、管状花だけの単純な花ですが蝶は好みなようです。


(モンキチョウ)
同じみの蝶です。
コセンダングサは熱帯アメリカ原産、
道端や荒地、河川敷きなどにごく普通に見られるキク科一年草です。
種子はくっつき虫の一つ、
このくっつき力のせいもあり、繁殖力が強く、
いたる所に広がっています。


(キタテハ)
濃いオレンジ色の翅、
すっかり秋のモードとなっていました。


(チャバネセセリ)
雑草の花によく見られるセセリチョウです。


(モンシロチョウ)
普通、黄色の管状花だけで構成されるコセンダングサですが
変異がいろいろあります。
この花、黄色の管状花の外側に白い小さな花がいくつか見られます。
アイノコセンダングサと呼ばれるもののようです。


(ヒメアカタテハ)
夏の終わりになると急に個体数を増やすタテハチョウです。
吸蜜しているのはやはりアイノコセンダングサのようです。


(ウラナミシジミ)
関東には秋に出現し、
マメ科の花を好むといわれるウラナミシジミですが
コセンダングサも好きなようです。


(ツバメシジミ)
尾状突起を持つ小さなシジミチョウです。
アイノコセンダングサ、
外側の白花、管状花が肥大したものと図鑑に書かれていますが
この写真を見るとなるほどと思います。


(ミヤマチャバネセセリ)
イチモンジセセリに似ていますが後翅中央の白紋が大きく、
下方に並ぶ白紋も大きく不揃いです。
とまっているのはやはりコセンダングサですが、
アイノコセンダングサに比べて
管状花の外側の白い花、大きく舌状花のように見えます。
これはシロバナセンダングサでしょうか。

コメント
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