行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アブラチャンとクロモジの雄花、雌花

2016-04-01 20:00:25 | 花,植物
3月28日の
多摩センターの多摩中央公園にて、
アブラチヤンとクロモジの花を見つけました。
そして、両樹とも雌雄異株、雌雄異花であることを知りました。


(アブラチャン雄花1)
クスノキ科クロモジ属アブラチャン、
秋から冬、丸い花芽をたくさんつけていましたが
その一つが開くと、
そこには薄黄色の数個の花が咲きます。


(アブラチャン雄花2)
アブラチャン、
変わった名です。
昔、この樹の果実や樹皮を燃やして
明かりにしたのが名の由来です。


(アブラチャン雄花3)
上の二つと同じ樹の花、
よく見ると雄蕊がたくさん、雄花です。
雌雄異株のアブラチャン、
この樹は雄木です。


(アブラチャン雌花1)
まだ蕾が多かったこのアブラチャンの樹、
花の中央に子房、その上に雌蕊、
これは雌木そして雌花です。
雄花に比べると花が小さく地味に感じます。


(クロモジ雄花1)
クスノキ科クロモジ属クロモジ、
アブラチャンによく似ていますが、
花と同時に葉も展開します。
葉の緑と薄黄の花、春のやさしさを感じます。


(クロモジ雄花2)
夕刻の逆光のせいか、
全体に黄色味が強くなってしまいましたが
上と同じクロモジの雄木、雄花です。
雄蕊がたくさん、雌蕊が見られません。


(クロモジ雌花1)
上とは別のクロモジの樹、
まだ咲き始め、葉も展開し始めたばかりのようです。
花に雌蕊がありますので、
雌木、雌花です。


(クロモジ雌花2)
アブラチャンもそうでしたが、
雄花に比べ、雌花が少し遅れて開花するように思えます。
クロモジ、枝葉にとてもよい芳香があり、
昔から高級つまようじの材料にされています。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月30日の桜 | トップ | アケビとミツバアケビの花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花,植物」カテゴリの最新記事