タンキリマメとトキリマメの紅い実

静岡菊川の山道に
タンキリマメの紅い実を見つけました。
初めて見るタンキリマメ、
何株かあったので何枚も写しました。


タンキリマメ。
マメ科タンキリマメ属、
関東以西の海岸や平地から低山地の草原、林縁などで見られるとありますが、
地元の多摩丘陵では見たことがありません。
美しく紅く熟した豆果が眼をひきます。
果実は多摩丘陵でも見られるトキリマメとよく似ています。


つる性の多年草
長さ2m以上になるつる性多年草です。
トキリマメはこんなに草が大きくはならないように思います。


葉は厚みを感じる質感、
トキリマメとは見た目でも違います。
またトキリマメの葉は先が尖り、下部の幅が広いのに対し
タンキリマメは先が尖らず、葉の上部が幅広くなります。


果実が熟すると黒い種実が現れます。
これはトキリマメによく似ています。


トキリマメの紅い果実。
昨年の10月下旬の撮影です。
今年は台風などで果実を撮る機会を逃しました。


トキリマメの葉と果実。
葉に厚みがなく、先が尖るのが分かります。