行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ミソハギ(禊萩)

2008-08-21 22:18:30 | Weblog
ミソハギ(禊萩)

日本ソフトボール金メダルです.
感動です.よい試合でした.
ピッチャー上野選手3試合連投,アメリカを1点に押さえ切りました.
サードの選手の最終回の守備すばらしかったです.
サッカーの女子も少し残念でメダルをのがしましたけどよく頑張りました.
レスリング,柔道といい日本の女子は強いです.

写真はミソハギ(禊萩)別名として,ボンバナ(盆花)といわれる.
その名のとおり,旧盆の頃に花が咲き,墓の供花としてよく使われた.
禊萩の由来も,花に水を含ませ,禊ぎに使用された,
墓に供え,水をかける作業も禊ぎを思わせたところからいわれている.
そして花が萩に似ているからミソハギ(禊萩)である.
山野の湿地に生えるところから溝萩(ミゾハギ)からという説もある.
ミソハギ科の多年草で,萩の名はあるが萩とは全くの別種.
多年草であり,湿地に群落で咲いていることが多い.
小さな紫の花をたくさんつけ,まとまって咲くのでよく目立つ.
写真は昨日のセリのそば,里山の親水公園の川の縁に花開いていたもの,
8月10日に撮影.

 ヤンマ翔ぶミソハギの咲く水の際
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セリの花

2008-08-20 23:26:24 | Weblog
セリの花

自宅から徒歩圏内に,里山の風情を残し,
谷戸といわれていた地域を利用しての親水公園が作られている.
小川があり,蛍の繁殖に努力している方もおられ,
6月には蛍の飛び交うのが見られるとのことである.

先日の8月の暑い盛り,そこを訪れてみた.
季節は忘れたが,昨年来た時はクレソンがあった.
そんなことを思い出しながら川を覗いてみる.
白い花をたくさんつけた草が水に揺られていた.
クレソンとは茎葉の感じが違う,
花の時期も違う.

多分,芹の花である.
その芹の側をハグロトンボ,紋黄蝶,紋白蝶,
シジミ蝶などがとんでいる.
芹はセリ科の多年草,春の七草の一つである.
花は夏に咲き,若い芽はおひたしなどとして食用になる.

 芹の花せせらぎ聞きて蝶の舞う
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木芙蓉

2008-08-19 21:35:04 | Weblog
芙蓉の花



8月になって芙蓉の花が咲き出しました.
平安の時代から鑑賞され,人々に愛されてきた芙蓉,
古くから栽培されているが,木槿(むくげ)と違って品種,種類があまりない.
よく見るのが写真に撮った一重のピンクと白の花である.
おもしろいのが酔芙蓉といわれる品種,
朝の咲き始めは白く,時間の経過とともにだんだん色着き,
夕方には紅くなるという.
まるでお酒を飲んで酔っぱらったようなので酔芙蓉,粋な命名である.
酔芙蓉は,毎年9月1日から始まる越中八尾の
「おわら風の盆」の花として有名である.
あの踊り,衣装に芙蓉がよく似合う.
「おわら風の盆」を題材にした小説に酔芙蓉が登場したのが先で,
小説の映像化もあり,そこから祭りを象徴する花に定着した.
しかし実際には,雪深い八尾では9月1日に酔芙蓉が花を付けていることは少なく,
花が咲いたものを毎年,祭用に持ち込むことが多いようである.

中国では蓮の花も芙蓉と呼び,水に咲く蓮を水芙蓉,
木に咲くものを木芙蓉と区別する.
木槿と同じく,朝に咲き,夕方には萎んでしまう1日花である.
毎日,花が咲いているように,たくさんの蕾を従えている.
ハイビスカス,木槿と同じ,アオイ科フヨウ属に分類される.
「芙蓉の顔(かんばせ)」とは美しい顔立ちのこと,
「芙蓉峰」は富士山の美称のことである.
その言葉が表すように花はとてもきれいである.

 弟妹に咲き方教え木芙蓉
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白百合の花

2008-08-18 23:17:32 | Weblog
タカサゴユリ

白百合

テッポウユリによく似ている白百合である.
高砂百合(タカサゴユリ)と思われる.
ラッパに似た筒状の白花を咲かせる.
原産は台湾,高砂の名は台湾の地名である.
もともとは園芸用に導入されたものであろうが,
種子が多く,繁殖し易いと見え,道路端,法面,荒れ地などで野生化している.
昨日も広島,島根の高速道路の法面にも咲いているのを何カ所かで目にした.
テッポウユリ同様,少し下向きに,うつむいたように咲く.
白百合の清楚,可憐さもあり,きれいで十分鑑賞に値する.

写真の花は,近隣の庭前の道端に咲いていたものである.
そばに同じような個体が十数本あり,花・蕾を付けている(下の写真).
4,5年前には我が家の道端にも咲いていたことがあるが,
いつのまにか消えてなくなっていた.
テッポウユリとの違いは,タカサゴユリのほうが少し大きく,
また,花の筒状部分に紫褐色の筋があるという.
しかし,写真の花はその紫褐色の筋が認められない.
最近はテッポウユリとの交雑種もあり,
紫褐色の筋がないタカサゴユリもあるとのことである.
それをシンテッポウユリということもある.

テッポウユリは日本南西諸島原産のユリ,園芸用に本土に持ち込まれている.
沖縄県には自生地も残っている.

 白百合のはにかみて咲く蝉しぐれ   白百合のはじらふごとし夏の空
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雲の上の翼

2008-08-17 23:44:09 | Weblog
雲の上の翼(帰りの飛行機)

法事で島根まで行き,つい先ほど帰ってきました.
飛行機で広島まで行き,高速バスを乗り継いでの山越えの旅です.
お盆ということもあり,かなりの混雑でした.
行き帰りのバスから,各所にある墓に七夕のような
飾り付けがしてある景色がおもしろく興味をひきました.
広島地方の風習で盆灯籠というものだそうです.
高速バスの中から見たその景色は,とてもきれいに見えました.
普段は人気の少ない山里がそこだけはにぎやかに思えました.

 過疎の地もにぎやかなりし盆灯籠


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蛇とにらみ合い

2008-08-14 23:34:50 | Weblog
シマヘビ

元来,蛇はどちらかというと苦手であり,
子供の頃から積極的に接するのは避けていました.
友人の中には蛇が好きな子がいて,
通学途中に捕まえて腕にまいて学校に持ってくるやつもいました.
子供心に「すげぇなあ」「勇気あるな」と思ったりもしていました.

蛇の種類はアオダイショウ,ヤマカカシ,シマヘビのいずれかだったと思います.
マムシもいたようですが,さすがに手を出さなかったと思います.
当時の私はアオダイショウはわかりましたが,
ヤマカカシとシマヘビの区別はつきませんでした.
いまもはっきりとはわかりませんが模様が違うようです.
いずれも毒のない蛇と思っていましたが,
最近,ヤマカカシは毒を持っていることがわかり,
死亡事故も発生したことがあるようです.

先週です.蛇を眼前に見ました.シマヘビだと思います.
自然公園を散歩中,草原からスルスルと出てきました.
思わず足が止まり,蛇をじっと見ていました.
すると,蛇もこちらに気が付いたとようで,
動くのをやめて,こちらの様子をうかがっているようです.
しばらく,両者とも動かず,さぐり合いです.
カメラを持っていましたので思わず撮った一枚が今日の写真です.

 動けずヘビとにらみ合う散歩道
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炎天の野球少年

2008-08-13 23:28:33 | Weblog
なんという名前の花1

 なんという名前の花2

オリンピックの野球がいよいよ始まりました.
星野ジャパンですか,どうなるでしょうか,
初戦の今日のキューバ戦はいま試合終了しました.負けてしまいました.
このところ投手陣の調子が悪いのが少し気になります.
サッカー男子は,くじ運もありましたが,
あっけなく予選敗退となってしまいました.
野球は決勝ラウンドにはいけると思いますが,
できたら金メダルをとってもらいたいものです.
しかし,あまり大きな期待をかけないようにしましょう.
まずはメダルが取れればいいと思います.
ただこれぞ野球というすばらしい
プレー,よい試合をしてもらいたいものです.

甲子園高校野球も佳境を迎えています.
今年はオリンピックの影に隠れて,少し注目度が薄くなっていますが,
連日熱戦を繰り広げています.
毎年思うことですが,この暑い中,子供達が手を抜かず,
精一杯プレーしている姿が感動です.
甲子園が始まった10日程前でしょうか,
家の近くの野球グランドで高校生が練習試合をしていました.
複数の高校が集まっているようで,レベルの高い試合に見えました.
ユニホームを見ると今年は甲子園出場を逃がした
東京の名門校の名前が書かれています.
選手は帽子をとるとみな坊主で,顔も日焼けして真っ黒です.
春の甲子園に向けて,すでに戦いは始まっているのでしょうか,
日中の暑い中ですが,しばらく観戦していました.

 炎天の野球少年歯の白き

写真は野球場付近の道路のプランターに咲いていた花です.
丈は40~50cmです.頂上に紅,朱,黄の小さな花をつけており,
夏らしく,明るくきれいです.
葉の健康的に凛として伸びる様もこれから成長する若い人を思わせます.
花の名前がわかりません.教えていただければ幸いです.
下の写真も8月の頭に撮ったものです.
花がとてもユニークでおもしろい形をしています.色の配合もきれいです.
丈60~70cmの木(草)からこのような花が
7,8個ぶら下がるように咲いていました.
興味を引かれ写真を撮ったもののこれも名前がわかりません.
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オシロイバナ(白粉花)

2008-08-12 23:41:51 | Weblog
オシロイバナ(白粉花)

昔からなじみの深い花である.
子供の頃から,庭の隅,路地によく咲いているのを目にした.
いまは,ほぼ野生化しているようで,
道端等に咲いているのを7月の中ごろからよく見る.
紅,白,黄色,絞りなどの花色があり,
花を咲かせながら成長をつづけ,7月から11月ごろまで咲き続ける.
最初は20cm程度の丈で,花も2,3個であったものが,
最終的には1mほどになり,灌木のように茂り,たくさんの花を付ける.
花の終えたものから,そのあとに黒い径5mmほどの実を付ける.
実をつぶすとおしろいのような白い粉になることから,
オシロイバナ(白粉花)と呼ばれる.
また,夕方に花が開くことから夕化粧とも呼ばれる.

写真はまだ草が若く,花数が5~6個の時を接写で撮ったもの.
実際の花は2,3cmと小さく,長い間咲き続ける,夕方咲くなど,
地味で寂しさも感じる花であるが,
こうして大きくしてみるとハイビスカスの花のように豪華である.

 路地裏の白粉花や石を蹴る

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夏の紅葉

2008-08-11 23:56:25 | Weblog
紅い葉

 桂の葉

北島康介100m平泳ぎオリンピック2連覇です.
それも世界新だそうです.すごいですね.
オグシオは今,負けてしまいました.完敗です.残念ですね.

7月の梅雨明けから続いている暑さも峠を越えたのでしょうか,
ここ2,3日は朝夕はだいぶ過ごしやすくなっています.
夏の終わり近くなると盛んに鳴く蝉,ツクツクボウシも鳴き出しました.
赤とんぼが群れているのをきのう目にしました.
暑さがやわらいでくるのはうれしいのですが,夏の終わりは寂しさを感じます.
学生の頃は夏休みが終わってしまう寂しさ,
勉強をさぼってしまった焦りによる寂しさと思っていましたが,
この年になっても夏の終わりは何となく寂しさを感じます.
早くも1年の2/3が終わり,また一つ年齢を重ねてしまう焦り,
寂しさなのかもしれません.
だんだんと日が短くなり,生物的な本能のなせる寂しさもあるかもしれません.

写真は夏の盛りに真っ赤な葉を目にしましたので,撮ったものです.
よく見ると枝の先の部分が紅いです.新葉が紅いのかもしれません.
それにしても見事に紅いです.
下の写真は6月の下旬に撮ったものです.桂の木の葉だと思います.
これも新葉ですが,葉脈の模様がきれいです.
葉の色も変わった色です.

 実年なりの寂しさや暮れの夏

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蓮にとまる蜻蛉

2008-08-10 19:29:43 | Weblog
ハスにとまるトンボ

シオカラトンボ

昨日と同じところで撮った写真です.
十数匹のトンボが蓮の周りを飛び回っていました.
私の住む多摩地区でも,最近は赤トンボ以外のトンボは
ほとんど目にしなくなりました.
ちょっと前までは,たまにシオカラトンボやムギワラトンボは庭で目にしました.

そのトンボが蓮の周りを飛び,蓮の蕾に留まり,
たかが4~5坪程度の池(湿地)から離れようとしません.
多分この池から孵化したものと思われます.
自然繁殖ではなく,環境ボランティアによる
卵あるいはヤゴの放池によるものかもしれません.
不思議なことに少し小粒な気がするシオカラトンボばかりでした.
シオカラトンボのメスといわれるムギワラトンボの存在はありませんでした.
ひょっとしたら違うトンボかなとも思いましたが,
やはり色はシオカラトンボです.

下の写真は先月,湯布院の金鱗湖のほとりで撮ったシオカラトンボです.
こちらの方は少し大柄で,トンボ独特の緑の複眼を見せてくれています.
蓮池のトンボは孵化したばかりの若トンボなのかもしれないと思い,
蓮とトンボにお別れをしました.

 社会に飛び立ち遊べ若蜻蛉

どうも蓮池にいた上の写真のトンボはシオカラトンボではなく,
シオヤトンボというシオカラトンボ属のトンボのようです.
ネットでいろいろ見て知りました.
またシオカラトンボの幼生はムギワラトンボと同じ色で,
大人になるに連れて,胴体が青っぽい灰白色に変化していくことも知りました.
シオヤトンボもまったく同じように変化していくようです.
シオカラトンボとシオヤトンボの違いは,
シオヤトンボが小柄でずんぐりしていること,
胴体の色がシオヤトンボ♂は,ほぼ全部が青っぽい灰白色だが,
シオカラトンホは半分が灰白色で,尻尾のほうは黒であることのようです.
上下の写真を見るとそれは納得です.
しかし,蓮池にいたのがなぜ♂だけなのが不思議です.
また,若トンボではなく成熟したものということになります.

今日は地元の里山を歩いてみました.
ギンヤンマのメス,それにオニヤンマが飛んでいるのをみました.
頭上を行ったりきたりしていました.
最近は家のまわりでは赤トンボ以外のトンボをみることもほとんどなく,
家の近くでヤンマなどをみることなどはないと思っていましたので,
感激です.残念ながら,写真には撮れませんでしたが.



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