行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

木の上で

2012-03-10 23:29:21 | 
鳥の写真がたまっていますので,
しばらくカテゴリー鳥が続きます。


木に悠然ととまるコサギです。
鳥ですので木にとまるのは当たり前,
しかし, ネット掲載の画像を探しても,水の中,地上にいるものがほとんど,
樹上のコサギはなかなか見ません。


文字通りサギとしては小さなコサギですが,
普段撮る小鳥に比べると大きなものです。
木にとまる姿はなおさらそれを感じます。




木の枝で逆さとなるメジロ(上)とコゲラ(下)です。
小鳥がこのように逆さになっている姿を時々眼にします。
木の実,花の蜜,木につく虫など,
木からたくさんの餌を得るためには
このような体勢がとれることが必要なようです。


もう一羽,あまりよく写っていませんが,
逆さになっている鳥がいました。
エナガです。
みんな体重の軽い小さな鳥たちですが,
よくみると体の割には,みんな大きな足と爪を持っています。
この足と爪があって逆さになることができるのでしょう。

二つ三つの大根残る春の畑
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ラッパ水仙

2012-03-09 21:48:44 | 花,植物
日本水仙に2月ほど遅れて咲きだすラッパ水仙です。
これは少し早咲きのものでしょうか,
3月になり,どの株も一斉に
見事な喇叭の黄色の花を咲かせていました。







水仙花仲良く喇叭鳴らしけり
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ネコヤナギ・ピンクネコヤナギ

2012-03-08 22:57:39 | 花,植物

親水公園の川辺に植えられたネコヤナギ,
蕾の殻を破り,今年も花穂をたくさん出していました。
やはり今年の開花は例年より遅いように思われます。


ヤナギ科ヤナギ属のネコヤナギ,
その白銀色の動物の毛の集まりのような花穂を猫の尻尾に見立てて,
その名が課せられたとのことです。


この日は一日降ったりやんだりの寒い日,
銀色の花穂も雨に濡れ,冷たそうです。
雨粒がシャーベット状に凍っていました。


紅い花穂がとても素敵な
ピンクネコヤナギもありました。


昨年ピンクネコヤナギ見たのはちょうど雪の翌日,
紅い穂に雪が凍りつき,とてもきれいでした。
今年は草の緑が背景になりました。

雨粒の花穂に凍てつき猫柳

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黄色の春

2012-03-07 22:09:08 | 花,植物

なぜか早春には黄色の花が多いようです。
梅がわずかにほころびはじめた府中郷土の森公園,
その梅の下に福寿草がその黄色の花を咲かせていました。
日当たりのよい場所を好み,日が差さないと花を開かない福寿草ですが,
時折差す薄日の中にいくつかの花が開いてくれていました。


元日草とも呼ばれ,正月の花とされていますが,
それは園芸用に特別早く咲かせたもの,
実際は2月から3月,落ち葉の中から顔を出し,すぐに花を咲かせます。
キンポウゲ科の多年草,木の葉が出る前の山の斜面などで花をつけ,
光合成を行い,木々の若葉が出揃う頃には姿を消してしまう
典型的なスプリング・エフェメラルといわれる植物です。


(ロウバイ)
郷土の森公園の蝋梅の道,
こちらは1月から咲いている蝋梅が盛りは少し過ぎてしまいましたが
まだ,たくさんの花をつけていました。
いつものようにWBを晴天にしてこの蝋梅を撮ってみましたが,
実際より少し赤みがある黄色になりました。


(マンゲツロウバイ)
そこでWBを曇りにチェンジ,
しかし,さらに赤みが強くなってしまいました。
オートに変えてみると,
実際に近い透きとおるような蝋梅の黄色になりました。
その日の天候にもよるのでしょうが,
この日のような曇天下,このカメラ(ニコンD90)での蝋梅はオートがよいようです。


例年ほど勢いがないように思いますが,
菜の花の黄色の花も咲いていました。

春を待ち母の行く径 福寿草
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白梅

2012-03-06 22:57:13 | 花,植物
2月26日,少し暖かくなってきたので,
脚が衰えないように,外出してみるということで,
86歳になる母が久しぶりに埼玉から我が家に来ました。


それでは,咲き始めの梅でも見に行こうということで,
近くの府中郷土の森まで出かけることにしました。


2週間前にもここに来ていますが,
そのとき,花が咲いていたのは一樹,二樹,
今日はさすがにそれよりはましで,何本かの樹に花は咲いていましたが,
ほとんどの樹はまだまだの状態,全体では一分咲きにも届いていません。


花の咲く前に梅祭りが終わってしまうということで,
3月11日までの予定だった梅祭りを20日まで延長したようです。
ただでさえうまく写すのが難しい梅,
そこにあいにくの曇天,なかなか思うような被写体が見つかりません。
梅一輪をアップし,蕊を写してみました。
たくさんの雄蕊に花粉がたくさんついています。


品種は忘れてしまいましたが,
これも咲くと白花になるそうです。
蕾が黄緑色でおもしろいので撮ってみました。
はじめて見る梅の蕾です。


帰り際に飾ってあった盆栽の白梅,
かなりの老木でしたが,この木だけが満開に咲いていました。

白梅の一輪ほどの今日なりき
盆栽の梅の古木や花あふる
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紅梅のほころび

2012-03-05 20:53:35 | 花,植物

雨上がりの公園を歩いていると,
木陰の合間に,ピンク色の世界が広がりました。
近づいてみると,紅梅です。
まだ咲き始め,蕾もたくさん残っていますが,
ずいぶんと花が開いています。


3月になっても寒い日の続く今年,
昨年に比べ,東京では梅の開花が約一月も遅いそうです。
その梅も,さすがに3月の声を聞くとほころびはじめたのです。




ここでふと疑問,梅はほころぶといいますが,
桜は咲く,桜がほころぶとはあまり聞きません。
桜は暖かくなりぱっと咲くが,
梅は寒さの中でじっくり,ゆっくり開くからでしょうか。
そんなことを思いながら紅梅の小枝を撮ってみました。

紅梅のピンクに染まる枯木かな
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紅いマンサク

2012-03-04 21:48:34 | 花,植物

黄色のマンサクが咲いているのを見て,
昨年,褐色のマンサクがあったのを思い出し,
家近くの公園に寄って見ました。
雨に洗われたせいか,咲きたてのせいか,
昨年より,色がより鮮やかに思える
ほぼ紅色に近いマンサクがやはり木いっぱいに咲いていました(2/25)。


咲きたてで,まだ蕾も多くあり,
その蕾から紐状の花が出かかっているものも見られます。


アカバナマンサクとも呼ばれるこのマンサク,
シナマンサクと日本在来のマンサクの交雑種という説があるようです。
黄色と黄色の交雑種が紅いというのも不思議ですが,
花の時期に残る葉がシナマンサクほど多くはないが,
まったくないことはなく,
多少残るっているのが交雑種である由縁でしょうか。


紅いマンサクには4~5月に紅紫色の紐状の花を
咲かせるベニバナトキワマンサクと呼ばれるものがあります。
ベニバナトキワマンサクは常緑であり,
アカバナマンサクは落葉であるなど見た目も性質も大きく違います。

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マンサクの花

2012-03-03 19:43:57 | 花,植物

大阪,名古屋と出張で家を空けており,5日ぶりのアップになります。
そんなわけで,写真は一週間前のもの,
春になり,まず咲く花,訛ってまんず咲く花,マンサクの花を載せます。
今年は,例年より開花が遅く,
やっと咲き始めたマンサクでしたが一週間経ち,
今は満開になり,散りはじめているかも知れません。


マンサクにも種類がいくつかあり,
上から3枚の写真は同じ木のものですが,シナマンサクでしょうか,
花の時期にまだ大きな葉が残るのと,
マンサクより花の黄色が鮮やかで花が少し大きいようです。


4枚の紐のような黄色の花弁と赤褐色のガク片が特徴的です。
この日(2/25)はあいにくの雨模様でしたが,
背景は真っ青な青空のようになりました。
実は,建設途中の家にかけられていたブルーシートを背景に利用しています。


写真上は2月26日,府中郷土の森にて,
これは在来のマンサクと思われます。
花はやや小さく,色もくすんだ黄色,葉もついていません。
マンサクは花をたくさんつけるので,
「満咲く」からマンサクとなったとも言われていますが,
シナマンサクに比べ,マンサクは花数も少ないそうです。

冴え返る今はネオンの岐阜羽島










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