ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

うどの皮のきんぴら

2012年03月08日 | ごはん

夜中に、「うどのごま酢和え」のことを書きましたが、あわわ、皮を酢水に漬けたままでした(^^;)。

いや、もちろんもう食べましたけどね。

なので、そちらのことを・・・。

 

酢水に漬けたらざるに水切りしてすぐ使うのですが、昨日は子ども仕様を意識して、もう一度水に漬けてみました。

ほんとはうど特有のえぐみも楽しみたいから、ほとんどアク抜きはしたくないほどなんだけど・・・。

それに、自生しているうどはアクが強いけど、普通に売られてるのは白うど。軟白栽培されているものだから、それほどアクはないですよね。

まあ、初ものだから、一応食べやすく・・・。

 

 

フライパンになたね油を入れて熱し、そこに水切りしたうどの皮を入れてさっと炒めます。

手早くしないと水が出てくるので、ささっと。

ごま油でもいいけど、私はなたね油であっさりの方がうどの風味が生きると思います。

火が通ったら濃口醤油をさっと回しかけて、かき混ぜてできあがり。煮詰めるかあっさり仕上げるかはお好みで。

 

 

・・・すみません。これだけです(^^;)

はよ食べよ。あつごはんよそって。はよはよ・・・。

 

うーん、おいしいです。酢の物とどっち食べる?どっちも。どっちが好き?どっちもだけど、今日は酢の物かな。・・・。

なんか、今日の、アクが少なくて食べやすいね。でも、なんか、物足りないっていうか・・・。

 

 

うう、子どもにバレてました。

実は、うどの皮って、厚く剥こうとしてもしれてるんです、量が。

かといって、2本買うのもなあ・・・と、少し中の白い部分もきんぴらに入れてみたの。いつもきんぴらの方がすぐなくなるから。

そしたら、食感がボケてしまいました。やっぱり皮だけのほうがしゃっきりするんです。

おまけにアク抜き・・・しすぎたみたいです。いえ、これでも十分おいしい。でも、あの独特の風味を知ってしまってるから、物足りないんだと思います。

おそるべし、舌の記憶。

 

子ども子どもって思ってたけど、気がつけばもう中高大学生・・・。小さい頃から食べてたら全然平気よね。

 

まだまだこれからリベンジできるし。来週辺りまたうど買ってきて、心からウマイって言わせてしんぜよう。悔しいし。

それにしても、うど。こんなに美味しいのに「独活の大木」だとか言ってイメージ悪いですよね。かわいそうだ。うちでたんと食べたげるからね。

味噌汁、天ぷら・・・他にもいろいろ。あー楽しみ。

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うどのごま酢和え

2012年03月08日 | ごはん

今日はまた幾分暖かでしたね。

着物で出かけたのですが、防寒にそれほど気を払わなくても、ショール一枚で大丈夫でした。

これから、着物を着やすい季節になります。気持ちもはなやぐし、色合わせもやさしい華のあるものを楽しみたくなります。うれしいな♪

 

 

さて、昨日作ったうどの料理。ふたつともおいしくできたけど、特に私と子どもは酢の物にはまってしまいました。

この時期しか食べられないのを子どもも知ってるから「うどだ、うどだ!!」って。

昨日のはほどよくアクも抜けて食べやすかったようでした。最後なんて「あー、あと3本しかない」ってため息。

うんうん、そんなに喜んでもらったら、作るのもうれしくなるよ♪

・・・ということで、とっても地味な一品だけど、今日はそれを書きます。さらにうれしいのは、同時に2品作れてしまうこと。まあ読んでくださいませ。

 

 

うどの皮をまずむいていくのですが、ふたつのボールに酢水を作っておきます。

4cmくらいで切り、皮は皮で適当な太さに切り、皮をむいた方は少しばかり厚めの短冊切りにします。

それをそれぞれのボールに浸けて。

 

ごまをすりすり、すりごまいっぱい作ったところに、千鳥酢と味の母と濃口醤油をだいたい同量入れて味見。うーん、いい感じ。千鳥酢はマイルドなのだ。

もちろん、他の米酢、みりん、醤油でもできるけれど、その場合塩をほんのほんのひとつまみ入れると味が締まります。混ぜてしまう前に、すりごまを少し取り分けておきましょ。

 

鍋に水を入れ沸騰させ、少量の酢を加え、そこにうどを入れ、ぐらっと来るか来ないかで火を止め、ザルに上げてさっと水をかけます。

まだ温かさが残るうちにすり鉢の中に入れて、かき混ぜます。

うどが全部浸るくらいが、味が染みます。あとで、すりごまをさらに足して、できあがり。

 

うどは生食もできるけれど、子どもも食べてほしいから、こうして歯ごたえが残るようにさっと火を通します。そして温かい間に混ぜるから、味が染み込みやすいのです。

そうすると食べやすくなります。

 

 

ほんまにおいしいです。やめられないとまらない。

そうそう、この地味なお料理を10年位前にいただいた和佳さんの器に盛ってみました。全体を撮ってなくてごめんなさい。写す向きによって、いろんな表情をもつ素敵な器です。

ごちそうに見えるのは私だけ?(^^;) 

でも、今、わずかな季節しか食べられないから、やっぱりごちそうです♪

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啓蟄も過ぎ、春です。

2012年03月07日 | 日々のこと

午後から買い物に出かけようとして庭に出たら、なんだか感じる感じる。

ぽかぽか急にあたたかくなったからでしょうか、庭のさくらんぼの木が少し華やいでいました。

そう、このとおり、つぼみが急にふくらみ始めたのでした。

 

 

さくらんぼのお花は、普通の桜の木より少し早めに咲きます。

見る限り、桜とあまり変わらないので、まだまだ冷える日もある3月初旬のこの時期に桜が?・・・と、結構驚かれることもあります。

でも、早く春が待ち遠しいなあと感じるときには、とってもうれしい開花だったりするのです。

 

このまま日ごとに、ひと雨ごとに、つぼみはどんどんふくらんで、・・・この週末あたりに咲くかもしれません。

日曜日、またあの日がやってきます。

震災から1年。さまざまな思いで迎えるその日に、さくらんぼの花は春を運んできてくれるでしょうか。

 

 

たくさんのつぼみがその日を待っています。

 

 

買い物はひさびさでした。このところ、家にある食材でまかなって作っていたり、買ってきてもらったりだったので。

ひさびさの食品売り場にも、急に春の息吹が満ち満ちていました。

うど、ふき、たけのこ、さやえんどう、ほたるいか・・・。

どれにしようかな・・・と悩みつつ、いろいろ買ってきました。

中でも、うどは大好きな食材。もう見ただけで、あの独特な苦味と旨みが口の中に広がってきて、あー食べたい。もう我慢できません。

 

こんな感じの晩ごはんでした。

うどの胡麻酢和え、うどの皮のきんぴら、根菜と鶏肉の煮物、かぼちゃの煮物、ほたるいか、ぶりのお刺身、雑穀ごはん、かぶとお揚げのおつゆ。

うどだけでごはんが進み、2杯も食べてしまった。

 

 

「春は苦味を盛れ。」と言います。

山菜やあくのある野菜たちが、冬の間にからだの中にたまった老廃物や脂肪を洗い流してくれるのだそうです。

気分を引き締める効用もあるので、季節が変わる今、とてもプラスに作用してくれます。

からだとこころをリフレッシュさせて、春に向かっていこう。

明日また、元気に過ごすために。

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「希望のよすが」

2012年03月06日 | ごはんよもやま話

3月4日(日)の「大地を守る会のオーガニックフェスタ」

昨日も書きましたが、参加した一番の目的は、料理研究家・随筆家の辰巳芳子さんのお話を聞くことでした。

這ってでも行こうと思ってました。絶対に。本当に行ってよかった。とても近い場所で、表情も声もすべて感じられるところで、拝聴することができました。

 

数年前、辰巳さんのスープ教室に行って学びたくて調べてみたら、満席で何年か待ちでした。同じ神奈川だし、いつか行けることはあるだろうか、それまで待ちたい・・・なんて思っていたら、いつの間にか入会受付終了になっていました。

残念だったけど、ご縁がなかったのだと思っていましたら、今回、こうして生でお話を伺うことができました。

 

おまけに、会場についてすぐトイレに行ったのですが、入口のところで、とても品のある御婦人とすれ違ったのです。あっ・・・、そうです、おそらく辰巳芳子さん。

夢まぼろしやろうか・・・。いや、きっとそうだと思う・・・。そう信じたい・・・。

 

 

お話は辰巳さんと大地を守る会代表の藤田和芳さんの対談形式でした。

詳しい内容は以下のユーストリームで見られます。私は特に心に残り、自分にとってどうなのか考えたことを中心に書きたいと思います。

もしかしたら、聞きたいように聞いて解釈しているかもしれません。そこは、私にとって・・・ということでご了承いただけたらと思います。

  ちゃんと食べ物対談 2012/03/04 → こちら


 

初めに司会の方からの問いかけに、今の日本の食の未来は「楽観は許されない」ということから始まりました。

そして、辰巳さんは「希望」ということばを口にされました。

「希望のよすが」・・・なんて美しい日本語だろう。このことばをさらりと使われる、そのことだけで、私は辰巳さんの命のスープの素晴らしさを感じた気がしました。

そして、「希望」。昨年からずっと大切に思い、希望とはなんだろうと考え続けていることばです。

なにかの手掛かりを今日のお話から見いだせるかもしれない。気持ちがより引き締まります。

 

辰巳さんは、「希望の根幹は個々の人々が生命観を確立し、深めることだ」とおっしゃっていました。

命とは何か、なぜ自分は生きているのか。それに対する問いかけが甘い。だから、至るべきところに至りにくいのがこの国の現実だと。

そして、「何ごとにも現象の向こうを見なければならない」と。

料理をすることは食材、作り方、どのように食べるか、その3つのことを日常としてこなしていくのだけれど、こなしていく日々の向こうをちゃんと捉えていかなければならない、・・・そういうことをおっしゃっていたと思います。

その日々の向こうというのは「いのちのめざすところ」であり、それを支えるのが「食」であると。

難しい、とても難しい。でも、何となくわかる気がしました。

料理も食べることも日々の営みの中であたりまえのようにしていることであるが、意識して自分がどう生きていきたいか、何を為し得たいのか、どういう世の中にしていきたいのか・・・、それを思うことで、ただ料理をし食べるという行為が「祈り」のようなものに変わるのではないでしょうか。

 

 

またさらに、いのち全体のことを考え、自分が世界の中にいるということを考える。「地球」ではなく「宇宙」の中に自分を位置づけて毎日考えることが大切だと。

毎日、朝起きてお布団の中で「自分は宇宙の中の一部だ」という意識を持ってみると、自分は失うものは何もないということに気づくだろうと。

ああ、そうだと思いました。ちょうど一年前まで心がとてつもなく弱っていたとき、朝を迎えるのが本当に怖かった。

でも、震災の後しばらく経ってから、それでも私は生きている、生かされている・・・と思った時から、徐々に朝目覚めるのが感謝の気持ちに変わりました。それだけで十分だと。

宇宙まで意識したことはなかったけれど、日本という国に今生かされている自分を思ったとき、前をむいて歩いていけると思いました。

これからは宇宙を意識してみよう、そうしたらもっともっと自分の中に湧き上がってくるものがあるような気がします。

 

 

本当の希望は「愛」だともおっしゃっていました。意志を持つ愛だと。意志的に愛することが大事なのだ、と。

「愛」の意味も最近よく考えていたことです。陳腐なようで、貴すぎるようで、使うには気恥ずかしい、・・・でもそうとしか表現できない思いが世の中にはそこここにあるではないか、そんなふうに思っていました。

またひとつ、自分の中で絡まっていたものがほどけていく、そんな気がしました。

 

 

日本が大変なことになって、自分にできることは何か、ずっと考えて過ごしてきました。

私にできることはわずかだけれど、ごはんをていねいに作ろう、気持ちをこめて意志を持ってひとつひとつやっていこう、そして、与えられる場があるならそこで私の意志を伝えていこう、ごはんにこめて。

 

4月はたくさんの場があります。その前にこうして辰巳さんのお話を聞けたことは本当によかったと思います。

その反面、こわくもなっています。基本から見直し、勉強し直さないといけないんじゃないか、そんな気持ちも湧き起こっているからです。

でも、やるしかない、今の自分のそのままで思いをこめてひとつひとつ。頑張ります。

 

 

トークステージは、会場の奥に設置されたオープンな舞台で、私のようにいすに座って聞けた人の他に、周りの食事をするスペースからも聞くことができ、たくさんの人が思い思いに辰巳さんのお話を聞いていたと思います。

辰巳さんは「ひとことでもふたことでもそれで家庭の日常が変わればいい」とおっしゃっていました。きっとそれぞれ心におみやげを持って帰ったことでしょう。

素晴らしい機会を作ってくださった、代表の藤田さんならびに「大地を守る会」の方々に、心から感謝申し上げます。

 

 

最後に、そういえば、「よすが」ということばをもっと知りたくて、家に帰ってから調べてみたら「縁」という字を書くのですね。そして、意味は「よりどころ」「頼りとなるもの(こと)」「手がかり」など。

私にとっての「希望のよすが」はなんだろう。

そう思うと、意外とたくさんある気がしてきます。それは、誰の周りにもきっとあると思います。意志をもって周りを見つめてみれば、感じることができるのではないでしょうか。そういうふうに日々を過ごしていきたいと思います。

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出会いがいっぱい@大地を守る会のオーガニックフェスタ

2012年03月05日 | 日々のこと

昨日は蒲田へ。

蒲田、初めてです。初めての街に行くのはワクワクします。

東急多摩川線にも初めて乗りました。他の東急と車両がちがう。7駅しかないのね。なんだかいいな、いいな、楽しいな。

 

でも、目的地は京急のそばだった。JRを抜け、寒い中てくてく歩いてつきました。まず京急に。

高架の下を通ろうとしたら、わわ、何、これ、線路がびゅーんと見えてる。ますますうれしい。

人がいなかったので、撮りました。

 

反対側も。

 

あそこはホームなのかな。こんな踏切を普通に渡るってあんまりないような気がします。高架になっているのが一種要塞のようでもあるし。

凝視していたら、自転車の人が通りました。わわ、きっと私、アヤシイ(^^;)。

 

 

さて、向かった先は、大地を守る会「オーガニックフェスタ」

   

お休みしたり再開したりしてるけど、大地歴は長いです。でも、こういう大きなイベントには今まで参加したことはありません。

地元の港北センターでのおさかなまつり?みたいなのには昔何度か行きました。おいしくって楽しかったなあ。食べきれないほど買っちゃって。

体調が万全ではなかったので、人がたくさん集まるところへ行くのは躊躇したけど、今回は料理研究家・随筆家の辰巳芳子さんがいらっしゃってお話をされるとのこと。こんな機会はまずない。絶対行きたい。

 

 

会場内は、予想通り、たくさんの人・人で賑わっていました。

「オーガニックマルシェ」は大地の生産者の方たちのお店が並び、いろいろ試食ができました。結構いろいろなものを買っているので、あまり知らないものはなかったけど、そうか、こういう人たちが作っているのか、というのがわかるのは楽しい。

 

しばらく知った人と話したりしていたけど、トークステージのほうが混んでいる模様。早く行かないと座れないみたい。

と慌てて行ったけど満席。どうしようと見ていたら職員の方がいらしたので聞いてみたら、最後のひとつの席を見つけてくださった。あーありがとうございます。感謝感謝。

そして、お話が始まったのだけど、これはまたあらためて。

 

 

16時の会場終了までうろうろしていたのだけれど、いろんな人との出会いがありました。

まず、「原発とめよう会」のブースで、あれれ、見知った顔。

11月の「炊き出し報告会」を聞きに行ったときに道で迷って一緒になり、お話を一緒に聞いたご婦人でした。あのときだけの関わりだったけど、わかって声をかけていただきました。

こんな風にして再会できるんですね。

それから、「学校給食を考える会」のところでは、PTAで給食のことに取り組んでいたときに聞きに行った横浜の夏季学習会?、その時のことを覚えていてくださった方にお会いしました。もう6年以上前です。すごいです。

 

それから、岩手の、短角牛の生産者の素敵なおじさまと仲良くなりました。短角牛、あのおいしいお肉。いろいろ聞きたかったけど時間なく。またいつかお会いできるだろう。楽しみ楽しみ。

 

その他、お忙しいのに手を止めて、時間を作ってくださり、お話させていただいた大地を守る会の職員の方々。再会うれしかったです。

 

 

美味しいにおいでいっぱいだった会場内ですが、気がついたら何も食べずに過ぎていました。でも、もうほとんど売り切れてる・・・。

コーヒーくらいと思って買ったオリジナルブレンドがおいしくて、2杯も買いに行ってしまった。

テーブルのところに座っていたら、お隣りの2才の男の子とちょっと仲良くなりました。おいしそうに食べてたツナサンドを私も買いに行って、トークステージを聞きながら、おいしくいただいて・・・。

 

ほぼ完売の「震災復興屋台」でかろうじて買えた、陸前高田の「タイム」さんのツナサンド。

「お刺身でもいただける鮮度のをツナ缶にしているんです」と聞いたとおり、しっかり「魚」でした。ひと缶買ってきました。気仙沼のメバチマグロって書いてあります。それと、菜種サラダ油、野菜スープしか入ってません。

楽しみです。どうやって食べようかな。

  

 

 

最後のステージでは被災地の生産者の方々、炊き出しに行かれた方がお話をされていました。

途中からしか聞けず残念。でも、こうして元気に頑張ろうとしている方々のエネルギーが伝わってきました。

前にブログに書いた激ウマおでん、その時のおでん種の「遠藤蒲鉾店」さんも壇上にいらっしゃいました。あのおいしい練り物、また食べられてよかった。これからもずっと作ってほしい、そう思いました。

  「おでん」の記事は → こちら

 

私にできることは何か。まず買って食べることじゃないか。そして、関心を持つこと、持ち続けること、忘れないこと・・・そうメッセージを受け止めました。

 

 

たくさんの人たちの思いの詰まった、あたたかいイベントでした。外はとっても寒かったけど、心はぽかぽかして帰りました。

ありがとうございました!!

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「ほなら。」

2012年03月04日 | 日々のこと

今日は寒かったですね。この週末も忙しく過ごした私です。

ここんとこ疲れがたまっていて、ここ数日右目が腫れてて、塩番茶で湿布してなんとかしのいでた今日でしたが、気分を上げるためにおしゃれしてミニスカートでブーツはいて出かけたら、めっちゃ冷えてしまった。年を考えたほうがいいと、あとで反省・・・(^^;)。

 

 

さて、昨日のことですが、一緒にいた人と別れ際、その人が「ほなら」とひとこと言って電車を降りていきました。

「ほなら」・・・関西出身の方ならすぐおわかりだと思いますが、そうでなきゃ「何のこっちゃわからん」でしょうか。

ことばって、ひとつのことばでもいろんな意味を含むけど、「そしたら」とか「それじゃあ」とかが近いかなあ。

京都弁?大阪弁?関西弁?どこの範囲で使われてるのかわからないけど、その人は京都出身の方でした。

この場合、「それじゃあまた会いましょね。さようなら。おやすみなさい」・・・そんな意味全部含んで出たことばじゃないでしょうか。

 

 

「ほなら」の3文字。

あー、このひとことでとても懐かしい気持ちになりました。急に京都に戻ったようで、東急電車が阪急電車になったような気がしました。

いや、ほんまに。

 

ふるさとのことばって、やっぱりいいですね。ひとことで、ひゅんって飛んで行けるなあと思いました。

 

 

人との別れ際にさようならってことばは使いたくないって、友だちがいました。すごくさびしくなるんですって、自分が。

それを聞いてから、私も別れ際のひとことって気にするようになって、何となく「それじゃまたね」とか言っている気がします。

「ほな」とか「ほなら」とか、いいなあ。そう言いたいなあ。でも、関東では通じないんだと思って言ってない気がする。いや、無意識で言ってるかなあ。

北海道出身の友だちは「したっけ」っていつも手紙とかメールに書いてくれます。あれはおんなじような意味だろうか。

そういえば、しばらく会ってないなあ。会いたいなあ。

 

「ほなら」のひとことで心がぽっとあったかく、人恋しくもなったのでした。

 

 

ここまで書いて、子どもに「ねーねー、ほなとかほならって意味わかる?」って聞いたら、「じゃあねっていう意味でしょ」って。

もひとりは「ほな、さいなら~みたいなんでしょ」。

「なんでわかるん?お母さん、言ってる?」「うん」

・・・あら、ははは、言ってるんや、そうか、はは(^^;)。

 

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調理チーム、打ち合わせ@つづき・ひとの『わ』ランチ

2012年03月03日 | ひとの『わ』ランチ

第2回「つづき・ひとの『わ』ランチ」もいよいよ来月となり、こちらもぶいぶい進めていかなくては・・・と、キッチンスタジオHITOMIで、打ち合わせを行いました。

うそです、冗談です、ただの我が家です。

 

 

集まってくれたのは、前回の厨房担当のみなさま。

ヒロミさん、ムツコさん、カヤさん。カタカナが合うかと言えばそうでもない気もするけど、とりあえず今回はこうしておこう。

第2回もこのメンバーでがっちり固めて、おいしいごはんを作ります♪

 

 

試作の料理は前日に作るつもりだったけど、打ち合わせは午後のゆっくりから・・・になったので、「なんか乗らない・・・」という理由で当日の朝から作ることにした私。

ところが、久々の来客やし・・・と、朝まずあちこち片付け出したら止まらなくて、ありゃりゃ・・・と途中でやめて、あー、台所がかえってぐちゃぐちゃ。中途半端なまま慌てて、料理にとりかかって・・・。

ひとつめは、作るの食べるの大好き、炒りおから。

・・・だけど、えっ、どうしよ、何だかうまくいかない。味が決まらない、何かが違う、なんでー!!と、焦れば焦るほど、何かが違う・・・。

もうしゃあない、ここであきらめて・・・、と次々と作っていき、でも、おからで意識が引っ張られてる。

作る予定の半分のところで時間となり、敗北感の固まりで、皆様をお迎え・・・。

ほんとならテーブルに取り皿とか並べて、好きな音楽もかけて、ゆったりとまずは食事でも・・・というはずだったのに。

 

しかし、うまくいかなくて・・・なんて言い訳しながら台所に戻り、ふと見ると、「ぎゃー、あれ、残ってる」。

私のおからはいっぱいいろんな野菜なんかが入るのだけど、ある一品を入れ忘れてたのだった。そっか、そうか、そんなにこれが重要だったとは。

すぐにお鍋に投入。少し煮てみたら、あれまあびっくり、いつもの味にピタッと収まりました。

すごいねえ、それぞれの食材に役割というか、持ち味というか、あるんだねえ。あー、よかった。

 

そしてわいわい言いながら、まずは食べましょ。

全般的に「おいしい」と言ってもらったけど、でもこれは色がうるさいとか、なんだとか、結構手厳しい。でも、一緒に当日心を合わせていいものを作るためには、こういう時間が必要だなあと実感。有り難いんです。

 

 

全部を長いお皿に盛ってみました。

でもやっぱ、作家さんの一点ものの器とは大ちがい。これは10年程前に買ったアフタヌーンティーの和食器で、気に入ってるんだけど、ぜんぜんちがうなあ。多分、のせすぎ・・・なんだよね。

 

ここからみんなの意見を入れて、変えていきます。さてさて、どうなりますやら。

 

 

ヒロミさんが焼いてきてくれたクッキーをみんなでいただきました。卵、乳製品を使わないおいしい紫芋のクッキーでした。

 

 

さあ、第2回「つづき・ひとの『わ』ランチ」は4月20日(金)。

一ヶ月半の間にどういうお料理に変化していくか、お楽しみに。

今からぜひご予定くださいね。 

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「はなびら市」で、おむすびやさん。

2012年03月02日 | はなびら市

 

「ごはんやひとみ」企画第2弾!!

「玉川学園さくらめぐり」(3/31~4/15)の中の、4月1日(日)に開かれる「はなびら市」というイベントで、おむすび屋さんをすることになりました。

ほんとはこれが「ごはんやひとみ」のデビュー戦!?になります。

ドキドキです♪

 

 

 

   

写真はイベントのパンフです。

パンフには「おにぎり」と載せてもらってるのですが、気持ちは「おむすび」でいきたいと思います。

そうしよ、って思って連絡したのが遅くて、間に合わなかったのだ。

 

 

おむすび・・・。

人と人をむすぶ。

心と心をむすぶ。

そんな思いをこめて、ひとつひとつ、作りたいなあ・・・そう思っています。

 

 

なんで、玉川学園・・・!?

そう。今回の出店は、「ギャラリーウエアミー」オーナーの竹見さんにお声かけいただいたのです。

ご縁がご縁を呼び、竹見さんと私とが結ばれ、こうして出店の機会をいただきました。

出会いの不思議さ、有り難さを思い、感謝し、参加させていただきたいと思います。

 

 

また新しい出会いがあるかなあ。

いっときのふれあいの人もいるだろう。その人はどんな顔しているだろうか。おしゃべりがはずんだり、そういうのも楽しい。

心をこめて作ったおむすびを食べていただいて、楽しい気持ちでその日を過ごしてもらえるといいなあ。

 

でも、まず、おいしくないといけないですね。

その日まで日々、精進します。

 

 

おむすびの他に、「ごはんやひとみ」特製の定番。梅干し、ちりめん山椒、山椒昆布も販売する予定です。

家に帰って、またごはんを美味しく食べてもらえるといいなあ。

 

お店は、ヒロミさんと一緒にやります。

ヒロミさんの「マクロビおやつ」も販売。お楽しみに♪

 

詳細はこちらもまたブログでお知らせしていきますね。今から準備準備の毎日です。

さくらさくら・・・なんだかドキドキ♪

 

 

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玉川学園さくらめぐり

2012.3/31(土)~4/15(日)

はなびら市

4月1日(日)11:00~16:00 玉大正門前桜並木&三和隣り

有名雑貨店多数参加 アートクラフト&フード&まちかどライブ

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「くるみ食堂」 4月7日一日限定オープンです。

2012年03月01日 | 国分寺くるみギャラリー

「ごはんやひとみ」企画第一弾は、国分寺くるみギャラリーにて、 「くるみ食堂」

4月7日(土)のみ、一日限定でオープンします。

くるみギャラリー企画「春の食卓~料理と器を楽しむ時間」展の一日、出展作家さんの手作りの器に、私の「ちいさなおかず」を散りばめてご提供・・・という、とってもうれしい企画なのです。

 

 

 

堀込和佳さんが、こんなに素敵なチラシを作ってくださいました。

ちょっとちっちゃくて、おしゃれでかわいい、私そのもの (うそです  ^^;)のチラシです♪

 

チラシの実物、みなさんにお目にかけたいのですが、部数が限られているので、手に渡るかどうか・・・。。

たくさんの方に読んでいただきたいので、拡大してとかリンクを設定してとかやってみようとしたのですが、さてさてさっぱり。

なので、申し訳ありませんが、目を凝らしてご覧くださいませ。でも、どうしてもほしいよーという方は、左の「メッセージを送る」から連絡先をお知らせ下さいませ。

そして、ぜひ食べに来てくださいまし。

 

お料理は、チラシのとおり。

お昼の一の席、二の席(11:30~、13:00~)が、

雑穀おむすび 野菜のおかず5品 京ほうじ茶 (1,500円)

夕の席(17:00~)が、

雑穀おむすび おかずが6品になり、ワインかビールで(2,000円) です。

 

でも、とってもささやかな食堂ゆえ、各回6名限定で3回、18名だけなんです。

だから、行きたい!!と思ってくださった方は早めにご予約をお願いします。

 

ご予約は、くるみギャラリー寺口さんまで。

〒185-0012 東京都国分寺市本町2-18-16

電話/042-312-2963 メール/kurumi@pg7.so-net.ne.jp

 

「春の食卓~料理と器を楽しむ時間」は

2012年3月31日(土)~4月8日(日)

4月3日(火)休廊

 

なお、会期中、私の定番、梅干し、ちりめん山椒、山椒昆布の3種を販売いたします。ごはんのおともにぴったり。あつあつごはんと食べると、ごはんがすすむ、すすむ。

ぜひ、こちらのほうもよろしくお願いいたします。

 

また、当日に向けていろいろ情報を載せていきますね。

ぜひぜひたくさんの方のお越しをお待ちしております♪

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