はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

いろいろなリトミック

2017年10月04日 | リトミック
2017/10/04


今日行ったひろばの登録制リトミックの前期が終わりました。
後期は、またこれから申込みとなります。

ひろばの職員さんたちが、きれいな修了証とメダルを用意してくれましたので
終わった後、1人づつ名前を呼んで、参加してくれていた子とママにお渡ししました。

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1~3歳のお子さんたちですから、人生初の修了証とメダルだったかな。
ささやかでも、もらうと励みになりますよね。

今日、初めてリトミックをアシストしてくれた職員さんが、
「私が前にやっていたリトミックとは全然違う!」と、ちょっと驚いたようでした。

その方はお子さんが小さい頃、もう十数年前に同じ地元で受けていたリトミックは
決まった振付けを決められたようにやるリトミックだったそうで、
いわばリズム体操のようなものだったそうです。
そして、先生はきちんとやらないと厳しかったとのこと。

でも、今日の私のリトミックはもっと自由で、リトミックの意識が変わったと言ってくれました。

厳しさについては、やはり、野放図にならないように引き締めは必要なことですが、
1~3歳という年齢、レッスンの頻度などを考えると、まず、音楽を楽しむことに重点を置いたほうがいいと思うのです。

ジャック=ダルクローズが創始したリトミックはひとつでも、学ぶ側のさまざまな受け止め方により、
体育系からアプローチする、いわゆるリズム体操の基礎訓練的なものもありますし、音楽理解を深めるためのリトミックもあります。
私自身は最初に習ったリトミックが後者のほうなのです。

音楽には決まりごとがあり、覚えるべき基礎もあるので、
まったく自由に好きなように表現するというわけではありませんが、
このような幼い子どもたちには、まず感じてもらい、自由に表現してもらいたいのです。

感じることと、それを表現することには、かなりの距離があります。

聴いたことをどのように理解し、どのような表現がふさわしいか瞬時に判断して、動きに変換する能力が必要なのです。

重々しい、ドッスン、ドッスン、という音を聴いて、ゾウさんの足音みたいだ!
と判断して、そのように歩いてみる、というのは、幼い子には高度なことです。

でも子どもは、何かになったり、何かのマネをしたりするのも大好き。
得意げに成りきったりします。
そんな中から、おもしろいと感じてもらえたら、表現しようという意識も芽生えるというものです。


コメント
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