はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

リズム同調は人だけのもの

2017年10月28日 | 音楽
2017/10/28


私のやっているベビーリトミックは通常生後5ヶ月からの参加ですが、
自由参加なので、ときどき2~3ヶ月の赤ちゃんも来たりします。

母親にとっても育児に大変な時期ですから、気晴らしになればという気持ちで、
できるかぎり参加していただいています。

でも、初めのうちはそんな小さくて大丈夫かな、わかっているかな、と思いましたが、
音楽を聴いても泣き出す子はめったになく、じっと聴いているようなそぶりや
盛んに手や足を動かしだして、楽しんでいるような表情を見てからは、
赤ちゃんも音楽を好んでいると確信するようになりました。

月齢の小さい赤ちゃんであっても、家で静かに天井を見て寝ているより、
にぎやかで新奇なものを好むというのはあります。
赤ちゃんにとって、退屈は好きなものではありません。
その間は、何かを学ぶということもないのですからね。

さて、最近読んだ池谷裕二さん著『できない脳ほど自信過剰 [単行本]』にこんなことが書いてありました。

リズムは心臓の拍動や歩行など、生命に普遍的に見られることから、
リズム認識は動物に共通した能力といえる。(要約しています)


ということは、リトミックにくる赤ちゃんは2~3ヶ月でも、ちゃんとリズムをわかっているのですね。
この本に書いてあることで、ちょっと安心しました。
胎内で聴いていた母親の心音のように、規則的なリズムを好むのは、生得的な感覚なのでしょう。

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ベビーリトミックのひとこま 赤ちゃんたち、かわいいんですよ。

この本には、さらに興味深いことも書いてあります。

それは、人はリズムの予測ができるからなのです。
ゆっくりになったら、ゆっくりに合わせられますしね。
2歳児になったら、叩くタイミングもちゃんとわかっています。

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2歳児は活発!
コメント
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