谷中の三夜尊と呼ばれる桂岸寺境内とその周辺で、あじさいまつりが7月3日まで開催中です。年々株も増えて今年は100種類6000本とパンフレットには載っています。桂岸寺は水戸徳川家創設時からの附家老中山家の墓所香華院として建立され、後に水戸光圀によって保和院と改称され、その庭は光圀が保和園(後に苑と改称)と名付けお気に入りだったようです。
現在の保和苑はこの庭を昭和の始め頃から、住職と地域の有志の勤労奉仕で作られていったもので、昭和25年に水戸市に移管されました。
入り口の本堂右手前に水戸黄門(光圀)の石像、隣接墓地に墓のある格さんが左側で印籠を手にしています。昭和50年に郡山在住の信者の方の寄贈とされています。水戸市内にはこの他に黄門像がいろいろありますが、これは独特の親しみやすい顔つきをしています。
アジサイは日本原産のものが外国に出て品種改良され里帰りしたものも多いのですが、これはアメリカ原産のアナベル、別名アメリカノリノキとあるように、アジサイの仲間の日本のノリウツギの仲間でしょうか、これだけまとまると豪華で華やか雰囲気になります。
しかしやはり主流は、紫陽花というように紫色です。近年は小振りなヤマアジサイが人気、品種改良がすすんで種類もどんどん増え、とっても名前を覚えきれません。個人的には、小雨に烟る鮮やかな紫色が好きですが、花言葉のひとつ、冷淡はそこから生まれたようです。また別名七変化と言われるほど、色が変わる品種が多いので、移り気という花言葉が有名です。
紫陽花や帷子時の薄浅黄 芭蕉
紫陽花やはなだにかはるきのふけふ 正岡子規
はなだ(縹)もしくは花田色、はなだいろとは、明度が高い薄青色のこと。
現在の保和苑はこの庭を昭和の始め頃から、住職と地域の有志の勤労奉仕で作られていったもので、昭和25年に水戸市に移管されました。
入り口の本堂右手前に水戸黄門(光圀)の石像、隣接墓地に墓のある格さんが左側で印籠を手にしています。昭和50年に郡山在住の信者の方の寄贈とされています。水戸市内にはこの他に黄門像がいろいろありますが、これは独特の親しみやすい顔つきをしています。
アジサイは日本原産のものが外国に出て品種改良され里帰りしたものも多いのですが、これはアメリカ原産のアナベル、別名アメリカノリノキとあるように、アジサイの仲間の日本のノリウツギの仲間でしょうか、これだけまとまると豪華で華やか雰囲気になります。
しかしやはり主流は、紫陽花というように紫色です。近年は小振りなヤマアジサイが人気、品種改良がすすんで種類もどんどん増え、とっても名前を覚えきれません。個人的には、小雨に烟る鮮やかな紫色が好きですが、花言葉のひとつ、冷淡はそこから生まれたようです。また別名七変化と言われるほど、色が変わる品種が多いので、移り気という花言葉が有名です。
紫陽花や帷子時の薄浅黄 芭蕉
紫陽花やはなだにかはるきのふけふ 正岡子規
はなだ(縹)もしくは花田色、はなだいろとは、明度が高い薄青色のこと。