顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

茨城県きのこ博士館 (那珂市)

2016年08月29日 | 日記

茨城県民の森や茨城県植物園の真向かいにある、塔を備えて全体がキノコのような建物が「きのこ博士館」です。気になっていたので、ちょっと寄ってみました。キノコを中心に、山菜や炭焼きなどを紹介している博物館で、全国でも有数のキノコ生産量を誇る本県の椎茸などのキノコ類に親しんでもらおうと平成10年にオープン、紹介されているキノコ類は90種類にもなるそうです。

外観もさることながら、中に入ると巨大な木が迎え、キノコたちがライトアップされてまるでメルヘンの世界…その幻想的な空間には8つの展示室があり、映像や模型などで「キノコ」についてわかりやすく展示してあります。小中学生には楽しい施設、しかも無料というのが嬉しい限りです。
シーズンには持ち込んだキノコの“鑑定”も行う日もあるようですが、実に年間500件以上の持ち込みがあり、そのうち3割程度が毒キノコとか。仙人もキノコ採りにはよく行きましたが、断定できるキノコはほんの数種類、その節はぜひお願いしたいものです。