顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

波力発電実証装置 in 大洗港

2018年10月27日 | 日記
海を見にいつもの散歩…、大洗港第4埠頭に黄色い灯台のようなものが置いてありました。懸垂幕には、大洗港波力発電実証機 環境省CO2排出規制対策強化誘導型技術開発・実証事業と書かれています。

調べてみると、三井造船関係のプロジェクトで、波の力を利用した波力発電装置を開発、陸上に近い沿岸域において、海上に設置した杭をガイドとして、発電機や機器を格納したフロートの上下運動を発電エネルギーへ変換するシステムの実証機だそうです。

防波堤より90メートル程度の位置に波力発電装置を設置。防波堤までは海底ケーブルにより送電し、既設のポンプ小屋に波力発電により生じた電力を導き、海水の汲み上げに利用すると出ていました。(写真はプロジェクトのホームページから)

まだ20Kw~50Kwの発電量ということで、東海原発の代替になるのは到底無理な数字ですが、安全なエネルギー源の開発には大きな期待をかけたいと思います。

ところで、大洗シーサイドステーションの北側約4分の1の部分は、凄いことになっていました。まるで爆撃の後のようです。
看板によると、来春にスーパーとドラッグストアがオープンするようです。

大洗アウトレットから事業主体が変わりましたが、まだ空き店舗が多い現状なので苦肉の策かもしれません。しかし片側が海の立地は完全に観光型なのに、生活密着型の業態で大丈夫なのでしょうか。何か小手先だけの対応と感じてしまいます。
いずれにしても何とか賑わいを取り戻していただきたく、ひたすら成功を祈るしかありません。