顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

茨城県民の森

2016年12月03日 | 山歩き
小春日和の好日、久方ぶりに近所の仲間と県民の森に出かけました。

昭和43年に明治百年を記念して作られた64万7000㎡の広大な自然を生かした森林公園で、コナラ、カシなど約360種の樹木と、キジ・アカゲラなど約90種類の野鳥のバードウォッチングも楽しめ、森林浴やハイキングに最適です。お昼はこの大きな樹の下でいただきました。

入り口には鳥獣センター、野鳥や、鑑賞鳥の飼育舎があり、観察できます。また傷ついたり、弱ったりしている野鳥を保護し、手当てをする救護禽舎があり、回復後は自然に帰しています。

森のカルチャーセンターは、いろんな野鳥の展示の他に、森の木に親しんでもらうため木材に関するものを展示しています。また園内で採取された植物標本なども手にとって見られます。

広大な自然林の中に、手を加えない遊歩道が配置されていて、地図をしっかり見ながら歩かないと迷子になりそうです。中高年のご夫婦ハイカー、トレイルランニングの若者などと頻繁にすれ違いました。

40年以上も前、小さかった娘たちをよく連れてきて遊んだ一画も、木々が大きく育ってすっかりイメージが変わってしまいました。(人間も自然も)昔の面影はありません。

隣接する茨城県植物園、きのこ博士館などを合わせて80.9ヘクタールの広大な自然いっぱいの施設、植物園(70歳以上無料)を除いてすべて無料というのも嬉しい自然いっぱいのフィールドです。

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