広島東洋カープで大リーグを超える連続試合出場の記録を作り「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄さんが4月23日大腸がんのため亡くなった。
71歳。若い。衣笠選手は京都市出身。京都(平安高)から1965年に広島に入団。捕手から外野手、内野手とコンバートされ、三塁手としてレギュラーに定着した。
山本浩二と並ぶ主砲として5度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献、広島の黄金時代を支えた。あの赤ヘル旋風・・・球団創設26年目での悲願の初優勝1979年球団創設以来初の日本一1980年の連覇は今でも覚えている。1970年10月19日から連続試合出場を続けた衣笠・・・1987年6月13日にルー・ゲーリッグの持つ米大リーグ記録2130を更新し、国民栄誉賞を受けた。引退までの連続出場記録は2215試合。1976年に盗塁王。1983年に2000本安打を達成。1984年には打点王を獲得し、MVPに輝いた。ベストナイン3度、オールスター戦は13度出場。1998年に大リーグのオリオールズでプレーしたカル・リプケン選手に連続試合出場は抜かれたが、今でもプロ野球記録。背番号「3」は広島の永久欠番だ。
最後の最後まで、弱音を吐かない鉄人。
ご冥福をお祈り申し上げます。
星野監督逝く・・・ に続き、名選手がまた亡くなる・・・
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