山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)する・・・単独登山多し、山をテーマに限定した時々気まぐれ日記です!

慎重を期すソロの魅力!・・・人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版

2022年12月10日 | 🗻山の映画

マカルー西壁⛰に挑む山野井泰史武石浩明監督ゲストトークHBC日下怜奈アナ

彼は何故これまで生きて還り続けたのかがよく解るドキュメンタリー映画

人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版

早くから並んでいた武石監督のゲストトークもあるせいか満席&立見席が出るほどだった テレビ局もきていたな…

ざっくり概要極限のクラマー・山野井泰史の足跡を未公開ソロ登攀映像とともに振り返る渾身のドキュメンタリーだ

2021年、登山界最高の栄誉といわれるピオレドール生涯功労賞アジア人として初受賞ラインホルト・メスナーヴォイテク・クルティカなどと並んでクライミングの歴史にその名を刻むこととなった登山家だ本作は、世界の巨壁に単独・無酸素・未踏ルートで挑み続けた彼の足跡を、貴重な未公開ソロ登攀映像や生涯のパートナーである妻・妙子への取材、関係者の証言などとともに振り返る。はじまりは1996年、ヒマラヤ最後の課題といわれるマカルー西壁に単独で挑むという究極の挑戦への密着取材。その後、山野井氏をめぐっては、2002年に沢木耕太郎の著作「凍」でも描かれたギャチュンカン登頂後の壮絶なサバイバルがあり、凍傷で手足の指10本を失う。2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭った。それでもなお垂直の世界に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫る。山野井はなぜ登るのか死と隣り合わせの標高8000m超で彼が見たものとはそして、彼は何故、生きて還り続けることができたのか・・・ナレーションは、今回初めて語り手としてドキュメンタリー映画に参加する岡田准一監督は自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明。長期に渡る取材を通して極限の人の実像に迫る、唯一無二の作品を作り上げた

山野井氏は1990年代、2000年代初め世界最強のクライマーと言われた。妻の妙子さんも凄い女性クライマーだこれまで泰史さんは手足の指を10本妙子さんは18本夫婦合わせて28本の指(足の指含め)を失いながらも、いまだに挑戦を続ける登山家夫婦だ好きな現役登山家アンケートでは今でも山野井泰史氏が不動の第1位で、女性の第1位では山野井妙子女史夫婦で1位だ有名になることを嫌がり、最低限度の質素な暮らしをする人間味溢れる素敵な夫婦でもある。もうすぐ来る老後生活も家庭菜園をしながら愉しく登っていそうだ

武石監督からサインをもらう 読み応えのあるパンフだった ヒマラヤ登山の経験もある監督。TBSのプロデューサーなどの経歴がある。来週は冬の劔岳に行くと言っていた。日高山脈山のトイレの会💩にもぜひと宣伝しておいた 本作でソロの魅力が十分に伝わったが危険性も実感危険な山に3000座以上通っていても不思議と生きていることにはやはり理由がある…慎重…安全管理…判断能力…山野井氏と一緒にいったパートナーはみんな生きている。恐怖を感じない人は死ぬそうだ…

今年話題になっている漫画アルパインクライマー単独登攀者・山野井泰史の軌跡―(ビッグコミック)も面白い 小学生で山に魅せられ類い稀なクライミング人生を歩みだす。反対しない母の存在が凄い続巻が楽しみである

登山と山野井泰史の魅力がたっぷり詰まった映画であり、直ぐ山に登りたくなった・・・


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