曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
知床は五十年位前と数年前、今度で三度目だが家族と一緒の事はなく希望を叶えるべく企画。当初は9月の予定だったが地震とブラックアウトで延期し今月2日から二泊三日に。 運悪く丁度台風24号が通過したばかりで風や雨で心配されたが予定通りに。初日は雨だったが家内の希望の”クリオネを見たい!”で水族館等館内中心だったのが幸いだった。 道立オホーツク流氷科学センターを見学後、おんね湯温泉の北の大地水族館を見て宿泊先の知床迄移動した!女満別空港からだが結構走ったなぁ。 冒頭の写真は念願のクリオネ、その下は氷点下20℃の展示コーナーがあり氷浸け標本が沢山…左はチョウザメ。昔はチョウザメが北海道の川まで遡上していた様だ。 チョウザメには思い出がある。当時のソ連・アゼルバイジャンに仕事で出張していた折、昼食でカスピ海で獲れるチョウザメが出された事がある。卵は有名なキャビアで 問題ないが親のチョウザメに当って大勢の仲間がお腹をこわす事態に。 私は当日醤油が無かったので食べずに被害なしで済んだ、後で聞くと食べて良い時期と食べない方が良い時期が有った様だ(笑) 右のものはアッケシソウ、もし晴れれば網走方面の海岸沿いを走って群生地を見たいとも考えていたが…これで我慢するか(泣) 以降オホーツク流氷科学センターの前にある海岸沿いと北の大地水族館でのものを: |
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台風通過後で風に煽られて波は荒いが海岸沿いの浜梨(ハマナス)とマッチするかも?今回は風景中心で野草の花の類は諦めていたが… 下段左も荒れる海の様子がわかるかも、その手前に赤詰草(アカツメクサ)と真ん中は白花品川萩(シロバナシナガワハギ)だろうか?実家周辺でも見かけるから多分そうかと。 ボケてる白い花も北海道で良く見かける野草のはずだが今すぐ分からない。 右は大きな蟹の爪のオブジェ。この先に川があるのだが多分シャケが遡上するのだろうなぁ…立入禁止と、密漁禁止の看板が! |
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風を避けて海岸の砂山の陰で休んでいる大背黒鴎(オオセグロカモメ) |
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北狐(キタキツネ)が何処からともなく現れた!ジーとしているとゆっくり2m先位迄、近づいて来た。 何か欲しかったのかも知れないが何も貰えないと分かったのか向きを変え遠くへ。 |
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以降には北の大地水族館のものを | |
水族館自体は思ったより小さいのだが我々家族には新鮮でとても良かったと思う。上の写真はイトウ!初めて実物を見た、小2の孫位の大きさがあり迫力ある。 展示ではイトウのいる水槽にニジマスを放ってこれを食べさせるデモをやっていた。 冒頭のものは餌のニジマスを放った週間で、下段左は何とか撮れたものだがそのニジマスが銜えられたもの。右は近くに寄って来たイトウ。 イトウは獲物を追いかけるのではなく下流の底にジッとしていて近づいてきたものをパクリとやる習性、口に入るものなら鳥でも食べちゃうそうだ。 |
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上(↑)はシャケ。 右は(→)はカラフトマス |
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オショロコマ 実物を見るのは初めて。 学生時代行ったことがある然別湖に居るのは知っている。この近隣にも居るのかな? |
イトヨ これは全く初めて シャケ同様産卵期に川に来る様だ |
蛇足だが…蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)子供の頃多分会っていると思うが今は帰省した折、卵を見かける程度。親はこんな感じだったかなぁ |