裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

負け組

2004年11月05日 | その他
たまには、マジカキコ。

近郊に居ながら、被災地のニュースは主にTVやラジオや新聞ですが、
続々と多くの善意や応援メッセージが届いていることは、
余震の恐怖の中でも、凄く勇気づけられてると思います。

対照的に窃盗や詐欺など悪いニュースも同時に流れますが、
それは2極化の象徴で、現在の日本人ってのは極端になってる気がします。
貧富の差や善悪、モラルや常識ってのが極端に開きがある。

悪い奴にも、「俺はワルだけどそこまではしてはいけない」という、
なにか「悪の美学」みたいなものがあったのではないでしょうか?
暴力団でも「素人さんには手を出さない!」みたいな考え方も少なくなり、
オレオレ詐欺などのお金は暴力団の資金になっているというような話を聞きます。

逆に言えば、それだけ追い込まれているのでしょうね。
逃げ場のない社会。弱者切捨ての構図。
学校や会社でも利益や結果だけを追求すするあまり、
刺々しく攻撃型になってきてます。
勝ち組、負け組を喜んでる構造改革なんて言ってると、
この2極化は更に進んでいくのではないでしょうか?

他人を蹴落とし憎んだり恨んだりして生きてくより、負け組でいいや。
少しくらい貧しくても、笑顔で生きていけたらいいな。
心を豊かにしていこうという社会を作るべき。

ラブストーリー

2004年11月05日 | その他
韓国映画「ラブストーリー」をレンタルDVDにて、
昨夜、家族で観賞しました。
(家族で見ても安心って映画最近少なくなってますよね。
これは第一にそこがいいね。)

嗚呼~! 愛しのソン・イェジン~!
恥ずかしながらドラマ「夏の香り」で魅了されてしまい
メロメロ状態であります。
なんだろう?この気持ち・・・檸檬のような甘すっぱい感じ。
・・・もうこれは「恋」ですね。プラトニックな初恋に似てます。
主役の彼女に♪君に胸キューンキューン♪と
YMO歌っちゃいたいくらいです。

映画としてもクオリティー高いと思います。
タイトルのようにストーリーも物凄く凝ってる訳でないが、
要所要所で、「え?」とか「あ!」とかきちんと驚かせてくれます。
セリフでなく映像的に見せ方の工夫がよく出来てます。
最後はファンタジーな印象が残ります。
そんな話があったらいいなーと、優しい気持ちになります。

いやー、彼女は「泣き美人」って言っていいくらい
泣き方上手ですね。ってか泣き顔の方が可愛いくらいです。

うれし泣きや悲しい涙、悔し涙・・・
同じ涙でも東洋人的な複雑な感情表現が実にうまい。
欧米人にはすごく解りにくいでしょうね。

簡単な恋愛映画と思って見てましたが、
大河ドラマ的な時代的要素もあり、
思っていた以上にスケール感のある映画になってました。
雨、虹、風、水、蛍の光、・・・美しい自然が
小道具大道具として素敵に使われているのが印象的です。

どうせなら、DVDをお勧めします。
監督の解説字幕付きのおまけがあるのですが、これがかなり良いです。
映画に対しての愛情が実に伝わってきます。