音楽祭

晩秋というより、初冬って感じの新潟ですが、
最後の「芸術の秋」ってことで、日曜日（三条音楽祭）と
昨日（燕ロック＆フォークフェスタ）
音楽祭をふたつ観に行った。

両方とも知り合いのバンドが出演する、市が主催の
アマチュア・ロック・コンサート。
アマチュアと言っても、機材はかなりグレード高くて
羨ましいぐらいのステージ。
スモークなんか焚いていて、照明が映えて凄かった。

バンドってのは、なかなかお互い忙しいので
練習する時間が限られて大変だけど、
大変な分だけ、終わった後の感慨がひとしおでしょう。
お金を払ってプロのコンサートに出かけるのも
いいけど、こうやって地元で楽しみながらの
手作りコンサートもたまにはいいよね。

今年は、毎年参加していた栄町の夏祭りコンサートも中止になって
うちのバンドはライブできなかったけど、
ふたつの音楽祭を見れただけでも、雰囲気だけでも味わえて楽しかった。
来年は是非参加したいなーと思った。

やっぱ、一番大切なのは演奏者側が楽しんでるってのが
観ている方としても気持ちがいい。
そして、楽しませようと努力してる姿勢があれば尚、良い。
音楽性がどうとか、テクがどうとかってのは
二の次でいいんじゃなかろうか？
精一杯、頑張ってる姿に共感を覚える。

おそらく、昔は村の収穫祭などで、
誰もが笛や太鼓を叩いて喜びを表現していたに違いない。
楽器を演奏することが主体でなく、
表現したいことがあって、楽器を使うって方が正しいのでないかな。
限られた人たちが趣味としてやってるだけでなく、
どんな人たちでも、音楽を楽しむことができたら
もっと豊かな生活ができるのではないだろうか？
CDを聴いたり、カラオケに行ったりするのもいいけど
何か仲間で簡単な楽曲をできたらもっと楽しいでしょうね。