裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

クローバーフィールド

2009年02月13日 | 映画・TV
「意外に面白かったよ!」
・・・とお奨めされていた映画(DVD)を借りてみた。

結論から申しますと、おいらはまったくハマらなかったです・・・残念。

ワンアイデアだけで突っ走ってることの「潔さ」の度胸は買うが、
終始そのアイデアだけで終わってしまっていて、
正直・・・早送りものでした。
終始「なんでやねん!」のツッコみまくり。

自由の女神の首が飛んでくるシーンは目を見張ったが、
最後の最後まで手持ちカメラ風のスタイルから脱却できず、
物語を膨らませることもなく・・・

「ありえへん」

のまま・・・ただただ逃げ惑うだけ。

当然、日本の怪獣映画のオマージュたっぷりなのでしょうが、
この怪獣に背景がまったくないので、なーんの魅力もないのが残念。

ゴジラなんか子供まで出来ちゃうのに・・・

「意外に面白かった」ってのは、確かに何の前情報も持たず、
何の心構えもなく見ていたらそう答えるかもしれませんが、
結構、予告編とか話題とかストーリーとかおおまかに知っていたので、
なかなか、ハマれませんでした。

同じ海外の怪獣映画なら韓国映画の
「グエムル」の方が面白かったです。
(ラストシーンは両方・・・イマイチですが・・・)

ただ、映画では一切この怪獣については解説されていませんが、
ラストシ-ンに小さく何かが落ちてくるシーンとか、
この怪獣発生に関係した飲料水(油田)企業の
架空のホームページが存在していたり、
謎解きの面白さは、映画以外にも仕組まれているようですね。

・・・つまり、もしかすると続編的なものまで
用意されているのかもしれません。

怪獣映画は大きな画(引き)で捉えるのが当たり前のようでしたが、
手持ちのカメラで逃げ惑う人間の目線で作ったところは新しいが、
逆にそのアイデアから脱ぎ切れずに、
単調になってしまったのが残念でした。

ただ、映画館で観てたらもっと違う印象だったかもしれません。