裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

デフレを買いに・・・

2009年11月02日 | ひとりごと・日記
週末、今年の秋冬物の洋服関係のお買い物に・・・。

「洋服を買いに・・・」なんて言っても、
アラウンド40のおっさんは、気取ったお店なんぞ行かない。
正確には・・・行けない。(笑)

正直・・・値札が5千円以上の場合・・・小一時間悩む。

挙句・・・買わない(笑)

しかも、最近は常にマイ体重の新記録樹立の負け知らず
「デブ界のサラブレッド」もしくは「ポッチャリ界のアスリート」と、
化してる為、デザインというより・・・サイズあるのみ。(悲)

100キロを超えると・・・もうかなり・・・
ギリギリ・・・「アウト」の世界だ。

アヴェイル+しまむらの「大きいコーナー」で、ジャケットを買い、
B-Boyでもないのに・・・サンキの「ヒップホップコーナー」で、
ナローネクタイを買い、
ユニクロのXLサイズがギリですが、1980円のシャツが980円に
値下げになってたので一枚買い。

更に最近は隣町のジャスコに「大きいサイズコーナー」が
あることを知って、とうとうそこまで足を運んでしまう始末だ。

「Lの店」みたいなとこ見たことあります?

ダサイ服しかないくせに、値段は倍。
5Lや6Lサイズの笑っちゃうくらい大きな服やズボンを見ながら、
「マダ大丈夫・・オレ・・マダ大丈夫。」
・・・と何故かカタコトで、自分自身を慰める。

今回も買い物をしながら、
もう「普通の生活」ができるギリギリのところまで追い詰められてる
危機感を持ったのはまつがいないが、
もうひとつ感じたのは「デフレ感。」

しまむら、サンキ、ユニクロ、イオン・・・
わたくし行きつけの各店舗こそ、現・日本経済の「デフレ」を
引率しているフロンティアお店の筆頭と言っても過言ではないだろう。

どこかに安いスーツでもあれば、一着欲しいとは思っていたが、
ジャスコでは、9,800円のスーツがレジにて2,000円引きの7,800円。
中国産ではあるけど、デザインもトレンドだし、生地も仕立ても悪くない。

どう見ても・・・19,800円くらいには見える。(笑)
(198のスーツも十分・・・安モノだっつーの!)

しかも、サイズもデザインも豊富で、ざっと100着以上は並んでいた。

で、驚いていていたら、その隣にはなんと!?

7800円のスーツがレジにて3,000円引きの4800円スーツ!?
(春・夏ものではありますが、
そんなに薄くなく十分オールシーズンとして着れます。)

しかも、9800円スーツと同じくらいサイズとデザインがあって、
これまた100着以上は並んでいる。

何かしら「仕入れ」を間違ったとしか思えないが、
これをデフレと言わずに何をデフレと言うんだ!くらいに、
昔、学校で学んだ「デフレーション」ってのを現実のモノとして、
この目で、この手で感じた出来事だった。

・・・ということで、4,800円のグレーのスーツを購入。

サイズはA体とかB体ってのは聞いたことあると思いますが、
僕くらいになると(何故かちょっと上から目線)、
E体という、100着あるうちの1着ないし2着しか
置いてない・・貴重なスーツだ。
(逆☆ハンサムスーツとも言うべきか?)

・・・たぶん、「E体」は、「いい体格」の略だと思う。

胸廻り、腹廻りは、完全にE体なのですが問題は身長。

適応サイズの身長「190cm」です!!

「お前はバスケの選手か!?」って笑っちゃうくらいのギャップ。

・・・でも、着てみるとボタンはどうにか出来る程度なので、
幅はジャストフィットなのですが、
パンツの丈なんか、半分くらい切らないといけない。(笑)
自動的に・・・ツーパンツのお買い得セットが出来そうだ。

毎回、スーツを買うたびに、もうこれ以上は太らんだろうと
思いながら買うが、生まれつき大きめの服に、体のサイズを合わせる
ことができる特殊能力が備わっているようだ。
(その逆は出来ないのが残念。)

・・・ということで、いつも贔屓にして読んでくださる方であれば、
たぶんオチは途中で読めたと思いますが、
一応落としておきますね。

「デフレでなく・・・デブれ悪かったなぁ~!」



・・・はい、チャンチャン♪

「デフレとインフレ」
モノが安くなったと喜んでばかりいると、
大変なことになることは頭では理解できるのですが、
インフレの時より実感が乏しく、
実際に大変なことになってからじゃないと、
危機感が持てないのがウイルスみたいで怖いですね。