裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

人は他人に本当の事をズバリ言い当てられると・・・怒る。

2010年06月23日 | ひとりごと・日記
見附の文化会館でバンドのコンテスト企画があった。

プロの審査員が、事前審査して最終的に4組ほどがステージにあがれるというもの。

先月、昨年の秋のライブ音源を送っておいたのだが、この前その結果が届いた。

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失恋メモリーズ様

審査員長からの講評

勢いとPopなアレンジのアイデアは良い感じですけれど、いかんせん歌詞が聞き取り辛い。
シラブルをハッキリ歌うように! Vocalの音程キープをしっかり!
Drum、キックのパワー感をしっかり出すとリズムグルーヴがアップすると思います。
バンド全体のリズムの縦線が特にキメの所がずれまくる。
タイトになるよう、練習して下さい。

吉田俊之(元スペクトラム・トロンボーン奏者)

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まずもって、こんなにシビアなコンテストとも思ってなかったので、
安いビデオカメラで撮った映像から音源だけを抜き取ったものを送っただけなので、
低音などは録れていないし、この時のPAも良くなくて、
ボーカルが聞き取れにくい雑なものだったのが、大きな敗因だったのですが、
それを抜きにしても、なかなか鋭いところをズバリと突いてくるのは、
さすが、「プロ!」と言わざるを得ない。

「プロがなんぼのもんじゃい!」

・・・と強がるというのは簡単なことですが、
別に怨みつらみがあって、意地悪で審査された訳でなし、
技術的な指摘を本来なら、素直に受け入れるべきなのはわかっているのですが、
人は他人に本当の事をズバリ言い当てられると怒る生き物のようで、
やはり、理屈でない部分で、グッと血が頭に昇る現象も否定できない。

スペクトラムってのは聞いたことがないですが、アルバムジャケットは見た記憶が・・・



ホーンを使ったファンク・バンド・・・ホーン・ロックって音楽なのかなぁ~とも
思っていたが、なにせ格好がバイキングの海賊風な格好だけに「色物?」とも思っていたが、
なかなか、伝説的な評価の高いバンドだったとはお見逸れいたしやした。

「実は・・・バスドラが苦手・・・」

自分でもよくわかっている弱点だが、一発でそれを言い当てられちゃうと逆上したくなる。
素直に受け入れ、努力して改善すべきなのに・・・気をつけたいものだ。

ただ、経営コンサルタントが自分で事業を興しても決して成功しないのと同じように、
プロのミュージシャンの言うことだからと、全てを鵜呑みにして、
そのとおりにしたから良いという話とは別。

今更、いくら努力したとこで、全部が綺麗に直るわけでなし、
良い面は伸ばし、悪い部分は、なるべく目立たないようにするだけだ。

鋭い講評をいただけただけでも、今回は意味があったチャレンジだったと思うが、
次回は、きちんとこのご指摘を攻略し、スタジオ録音した音源でリベンジ!!

スペクトラムの吉田先生・・ありがとうございました♪