裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

アイデン&ティティ

2005年01月14日 | 映画・TV
昨年の夏から気になっていた映画、
「アイデン&ティティ」をDVDでやっと観ました。

イカ天バンドが流行った頃のお話なんですが、
監督・田口トモロヲ・原作・みうらじゅん、脚本・クドカン
という、なかなか濃~~~い面子の作品でした。
こう言うのを「高円寺系映画」とでも言うのでしょうか?

ただ、「ボブ・ディランはあれでいいのか?」
ってのは残りましたが・・・どう見ても、
「タモリ入った井上陽水」ジャ~ん。(笑)
会話が全てブルースハープってのも、なんだか可笑しかったよ。
英語でペラペラ喋る訳にもいかんもんね。
原作読んでないからわかんないけど、映画的演出ってのかね?
つーか、「ディラン死んでね~。」(笑)
見てたら怒るんじゃね~ないのかね~?

とは言え、なかなかの青春映画に仕上がってましたね。
もちろん、音楽映画でもあるのですが、
イカ天がリアルタイムだった30代には、
懐かしい出演者の面々に感動すら覚えます。

「自分とは何者なのか?」

最後のライブハウスでの、アイデンとティティの話は、
なかなか良かった。

「恋人は自分の鏡」って言うけど、
恋愛によるアイデンティティの確認作業、
つまり、他者との対峙で、自分というものを計ったり、
見つめ直したりするのは青春時代の重要な経験ですよね。

だから、「恋愛」や「青春」は、思い返すと恥ずかしいし、
廻りに迷惑ばかりかけてんだよね。
ほんと、他者に自分のアイデンティティを
確認するって行為は、相手にとっちゃ~大迷惑なんでしょう。

恋人の存在もそうだけど、「音楽」によっても
アイデンティティ確認作業には、
かなり助けられる部分は大きいと思いませんか?

「やれることをやるだけさ・・・だからうまくいくんだ・・・」
アイデン&ティティ

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確認作業 (現象)
2005-12-08 13:31:48
はじめまして。コメント&TB失礼します。

1年近く前の記事にすみません^^;

青春とは得てして恥ずかしいもの、

恥の上塗りを繰り返して、

周りに迷惑ばかりかけてましたw

自分の物差しと他人の物差しの違いを知って、

アイデンティティの確認作業は今もなお、

音楽などを通しておこなっています。
返信する
フラッシュバック (yukihi69)
2005-12-08 15:36:31
こちらこそ、ありがとうございます。



この映画を見たのが1年前だったとは、

思えないくらい鮮明にフラッシュバックしますね。

それだけインパクトがあった映画だったようです。



自分探しってのは、終わりのない旅のようですね。

おそらく、自分自身では見つからなくて、

他者の中に自分が居るんじゃないのかな?

廻りの人が、「僕という人間」を認識してくれるんだと思う。



(大半は、「彼は太ってる人」という認識なんだろうが・・・)



おお、俺良い事言っちゃったなー(笑)



判ったような判らないような話になってすんません。
返信する