ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

マクロな話題より足元を・・

2006年09月07日 21時45分34秒 | Weblog
石油業界のSS経営者は、小なりといえども一国一城の主ではありますがとにかく色々なお殿様がいらっしゃって大変なのです。

「安売り」する事が経営力であると思い込んでいたりする経営者と話していても時間の無駄なのですが仕方がないときもあります。

これでは、いつまで経っても「戦国時代」で平穏な元禄時代がくる様子もありませんね。

キャッシュフロー狙いの安売手法でスケールメリットを享受してきた商法は過渡期に入っています。

石油業界はここしばらく自分の身の丈にあった経営尺度が大切な時代なんですよ。

ちょっと立ち止まって足元を見直し考えてみる時期だと思います。

経済効果

2006年09月07日 09時52分22秒 | Weblog
皇室に親王殿下がお生まれになりました。
まことにおめでとうございます。

経済効果が3兆円だそうです。
凡人の私としては、お喜びと共に、
どんな業種が潤うのか? なぜ3兆円とすぐに試算できるのか?
などと、下衆なくだらない事をすぐに考えてしまいます。
株価や原油価格は色々な条件で高騰したり下落したりしています。

ところで、NHKニュースではガソリン価格の全国平均が144円/円になったとか、高速道路のガソリン価格が値上がりしたのも原因のようです。
最近ではメディアもガソリン価格の売価を後押ししているようで、値上げ環境もだいぶ変わってきたようです。ひと昔前の石油業界は「便乗値上げ」だの「売り惜しみ」だのと社会悪のようにメディアに散々叩かれていました。

揮発油税も知らない一部の経済評論家が「日本のガソリンはアメリカと比較して高過ぎる」などとほざいていた時代もありました。

景気はムードで変わります。

こんな時代ですから、石油業界も自信を持った商売ができるはずです。
一部業者の、キャッシュフロー頼みの自殺行為のような価格設定に惑わされずに、販売の「工夫」とオリジナリティで石油ビジネスの未来が見えてくるような気がします。