ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

めっきり涼しくなってきました

2006年09月08日 10時42分34秒 | Weblog
ようやく秋を感じさせる季節です。
毎日仕事に追われて車で移動して暑さばかりを感じていましたが、
ここ数日爽やかな秋風を感じています。

営業活動もやっと第一波の目処がつき、「次の段階」へと移行します。
これからは時節柄、急ぎの構築作業が増えそうです。

営業体制も即時対応でなければお客様のご要望にお応えできませんので何時でも出陣可能なスクランブル体制です。

「雪ん子」に関しましては今年もユーザー様から色々なビジネスアイデアやご要望を頂きました。画期的なものもあれば、変則的な考え方もあり内容は多様です。
取捨択一ですが、かなり、前向きに取り組んだつもりです。

大げさに言えば日本の「灯油ビジネス」を改善するために少ないスタッフ全員で知恵を絞ったり、汗をかいたりしています。

「D-TAX」に関する情報としては、低価格での導入を進めるために元売系計算センターごとに細かく対応できしかも構築作業の期間短縮を可能にするための作業を実行中。大幅なコストダウンが実現しました。

今現在はとにかく「雪ん子」の構築作業に追われていますが、秋口からは「D-TAX」の構築が本格化する予定です。すでにお申込のお客様にはもう少々お待ちください。

ビジネスフォームとしての灯油販売戦略

2006年09月08日 09時02分13秒 | Weblog
石油製品販売をしている業者でもSS運営中心の企業とホームエネルギーや外販、直売に重点を置く業者では「灯油販売」に関する考え方が全く異なります。

ホームライフ事業などを展開している企業は「配送灯油の収益性」と「安定性」を良くご存知です。しかし、SS店頭ビジネスとしての「店頭灯油」の販売業者ではどちらかというとボリュームが中心になっているようです。

どちらが正しいのかは判りません。立地、地域性や企業の特性で付随収益なども大きく変わってきます。地域などの地域特性に合わせて展開の判断が必要です。

昨年度のシーズンインでは収益性について期待感も少なかった灯油がシーズン途中からあのような状況になり一躍クローズアップされ突然大化けしたわけですが、今年はどうなる事やら、あちこちの経営者に見通しを聞かれます。

昨日は某大手商社のリテール直売部での今シーズンの灯油販売戦略についての打合せでした。
やはり、出先の営業所ごとにシステムを強化して「顧客囲い込み」中心の販売戦略を立てることの必要性が確認されました。

データをみても小売灯油の収益性は、油種商品の中では群を抜いています。あとは、「拡販手法」と「コスト」の課題です。一つ一つの作業についての省力化と業務平準化がポイントになります。毎年繰り返されているマンネリ的な業務を見直して改善すべき点は速やかに改善する事が大切です。現場での実務作業と企画管理部門との意識格差をどう埋めていくかも課題でしょう。

昔ながらに漫然と行われてきた「灯油販売」のビジネスモデルが色々な企業で工夫され改善され企業収益の核になりつつあります。うれしいことです。