ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ガソリン価格と販売動向

2008年05月09日 08時04分41秒 | Weblog
暫定税率騒動で大きく変動したガソリン価格ですが、総括と分析として
価格が下がったからと言って販売業者が思いこんでいる程には安い間に販売量が増えたわけでもないようですね。

販売業界ではビジネスとしての「誠意」と競争意識で、4月初めから値段を下げてはみたものの消費者の受け取り方としては「その場価格」であったという事でしょう。損をしたのは販売業界だけという事になってしまいそうです。

さすがに、4月末の駆け込み需要はあったようですが、それにしても5月に入ってからの減販はかなりのもののようです。

原油高のあおりを受けて今後も価格は高騰しそうです。
やはり、大局的には石油販売業界で永く続いた「安売り競争」は終焉の時代となるのかも知れません。

しかし、当分は価格による拡販競争は継続することになるのでしょうが、全体のパイが縮小する中での「安値拡販」手法はどうしても無理があります。
今迄と変わらずの拡販手法では経営的には自殺行為にもなりかねない状況です。

売れなければ、安値を出して他社のお客まで取り込む。
そんな今迄の単純な経営手法が続けられるような甘い状況ではないようです。

しかし、他の商品から見たら石油製品の需要は底堅いものがあります。
難しい、時代に入りました。
石油ビジネスは「次の時代」に向けて動き出したような気がしています。

石油流通業界の経営格差はソリューション開発から

2008年05月09日 05時35分33秒 | Weblog
元売り販社SSなども統廃合が進みますと流通管理の手法も変わってきます。
流通管理業務の省力化は大きな課題となってきます。

当然軽油税の納税管理なども手数がかかります。

一部大手企業ではすでにERP系ソリューション構築に着手しています。
経営規模が大きいほど今までとは違い圧倒的な経営コストダウンが実現します。

これから、予想されるSSの統廃合ではERPソリューションがカギとなるはずです。

ゴールデンウィークが終了したら、はやくも5月半ばということで、ビジネス一直線。

時の過ぎるのが早すぎます。

一件ずつ確実にスケジュールを消化しながら、進めます。

毎日、今までとは次元の異なるクライアントとの遭遇です。
いつの間にやら我々の業務内容もスキルアップしています。

いよいよこれからが勝負の時なのです。

夢に向かって一直線です。