ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油業界人

2008年05月10日 05時20分14秒 | Weblog
Ⅰ君とは同い年で幼馴染です。
彼は元石油業界紙の記者です。

その後、大手元売りの出版関係会社を経営していました。
文才があり、特約店向け冊子を発行する仕事でしたので、全国の著名企業の経営者をよく知っています。
彼は都内に事務所を構えフリーライターとして活躍していますが、最近地元の高崎へ事務所を移し都内へ通っています。「都落ち」などとは言ってますが、ゴルフ好きな彼には結構快適な生活のようです。

最近たびたび、会って話をしていますが石油業界も意外と狭いものです。
全国各地で共通の知人や話題がありまして結構話も弾みます。

彼は昔SS最前線で働いていた私の姿を知っています。
彼の従兄弟は私の経営する焼肉屋やステーキハウスなど外食産業の責任者として腕をふるっていました。

当時の私は彼に言わせれば「日本の若きジョバー」か「悪名高き業転屋」として暴れまわっていたものです。

高速道路のインター近くに貯蔵施設を作り、大型ローリーから中型ローリーを30台も導入して京浜から玉を引きそのまま群馬、長野エリアへ売りまくり、直売流通では名を馳せたものでした。

人生が一転、挫折からの再生。

そして現在があるわけですが、こうなると失敗も成功もすべての経験が実になって生きています。

当時は、現在某元売りの役員となっているG君が随行して、韓国のLGなど元売に招かれて石油流通セミナーまでしていたのです。
当時の韓国の石油事情を考えると現在は大きく変わりました。

いろいろな石油業界人がおりますが、
自分で言うのもおかしな話ですが、私のような経験をした人間は少ないはずです。

何しろ、現在では日本一の高齢化の村となったド田舎の小さなSSからスタートして、元売りSSを買収してからスタートした私の波乱の石油人生については、今後書いてみたいと思います。

本日も古い友人に呼ばれて、ゴルフです。
昔話とこれからの業界分析の話題に花が咲きそうです。

為すべきことがあることは、生き甲斐があるということ。
彼は挫折を経て、今ではある分野で成功した著名な人間です。
勉強になります。