ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ベテラン現場スタッフの作業を平準化

2008年07月08日 10時49分49秒 | Weblog
ここ数日は曇天で蒸して、私にとっては一年で一番苦手な季節です。

東北地方の大手特約店様数社での灯油配送システム構築が本格化。

暫定税率問題で話題になったK石油。実は、灯油配送で有名な企業だったのですが、業界内での注目度が急上昇ですね。
本来は、灯油の積み込みをするためのセルフ出店だったようですが、波に乗っています。

当然、大手企業各社も本社灯油受注センターで一括受注した灯油を各地の配送センターから配送することになります。

現在事業所ごとに別々に行っている顧客管理と受注配送体制を平準化する必要があります。
ベテランスタッフの行っている「感ピューター」作業を平準化して誰にでもできるようにしなくてはなりません。

大手企業の配送灯油に関しては地域業者の撤退や配送体制の弱体化で、売り上げが伸びているのです。

どのようにして、一連の業務コストを軽減化して配送効率を向上させるかが問題となっています。

実は、大手フリート企業による灯油配送合理化では昨年度4Kローリーによるフル回転配送で500KL/一台という驚異的な数字が記録されました。ローリー運転手が2名交替で配達してなんと車両一台当たり月間500㌔の灯油販売実績です。

全部で、4台のローリーがフル回転で配送するわけですからすごいことになっています。

今年からは大手特約店による広域展開が全国各地で本格化します。
灯油ビジネスを征する企業が石油ビジネスを制覇する時代です。

九州各地でも、灯油配送センターの設置が急速に進んでいます。