ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

専門化する石油流通ビジネス

2008年07月24日 12時58分11秒 | Weblog
現在、全国各地の大手石油企業数社からシステムに関する本格的な構築要請を頂きまして打ち合わせを行っています。

何処の石油流通企業でも、システム部門は急速に世代交代が開始されています。

石油流通ビジネスは一定規模を超えますとまさにシステム省力化による生き残り競争といったところです。

リテールでSS運営だけを行っている販売業者と、直売や卸売を伴う業者では全く異なる業務オペレーションとなるのが石油流通ビジネスの特徴なのです。

特に、最近では「与信限度額管理」やら「仕入油種別数量枠管理」から販売先別「油種別数量枠管理」などなど非常に業務に特化した専門的なシステムとなっていますから時間もかかります。

当然軽油税も特別徴収義務者ですから、納税申告処理の省力化も課題です。

専門的すぎて、元売り系計算センターのスタッフなどでも理解できない流通用語や流通形態が頻繁に出てきますので大変です。

基幹業務統合系システムで全社的な管理コストが圧倒的に削減されて、急速にスリムな高収益体質に生まれ変わるわけです。
老舗の名門特約店などでは古い番頭格のスタッフなどもいて改善も大変ですが、最近ではかなり思い切った経営構造改革を実行するところが増えています。

まさに、構造改革「待ったなし!」といったところですね。

時はまさに、変革の時。
新しい時代の息吹が聞こえてきます。

ポイントカード商法

2008年07月24日 09時18分23秒 | Weblog
最近ヤマダ電機本店LABI1へよく行きます。

行くたびに、店舗の入り口でお客がポイントカードをスロットルマシーンのようなものに挿入しています。
最初は何をしているのかよく判りませんでしたが、最近理由がわかりました。
ポイントを貯めてお金と同じように使えるわけですね。(ワシも古いね・・)

SSでもポイントカードやスロットルマシーンを設置して似たようなことをしている店舗がありますが、なるほどといった感じです。

ところで、ヤマダ電機の本店地下一階にはかなり大規模な「本屋」があります。
ドラッグストア、日用品、などもあるわけで高額な家電を買ったポイントで本などを購入する方が多いのだそうです。
特に最近の店舗は結構有名でオシャレなフードサービスの店舗が出店していまして、女性などに大人気です。

ポイントで「次の来店につなげる」といったところでしょうか。

驚くのは、何も買わなくてもポイントカードを入れるとポイントを付与するというところで最低でも10ポイントまで一日二回までOKということらしい。

うまく考えたものですが、商品アイテム数が膨大なヤマダ電機だからできることで、この商法がそのままSS店頭で通用するとは思えません。
石油業界ならばもう一工夫しなければならないでしょう。
最近、ポイントに関するビジネスを立ち上げた旧知のTさんと勉強会でもしてみましょう。

たとえば、石油業界で貯めたポイントについてもっと魅力的なインセンティブを付加したポイント運用の企画なんかあったら楽しいでしょうね。

研究してみましょう。