ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

昔は昔。 今は今

2008年07月09日 14時58分55秒 | Weblog
自分らしく生きて、好きな仕事ができて、結果として仕事が世の中に認められたら本当に最高の人生ですね。

若いころは「お金」が欲しくて仕事をしたものです。
なぜお金が欲しかったかと言えば、買いたいものや、食べたい物、したいこと(悪い遊び・)などたくさんあったわけです。

最近では、そんな「欲」が薄くなり、仏さまのような生活なのです。
会社が終わって夕方家へ帰ると、風呂に入って食事して7時過ぎると眠くなる。
一度寝て起きて、トイレに行く頃家内はまだ古舘一郎さんのニュースを見ています。

最近思うのですが、お金と苦労は背中合わせなんです。

たしかに「足りなければ分け合い。余れば奪い合う」ものなのです。

だから、丁度いいというのが非常にわかりにくいのです。

欲が深くて心の貧しい人間にはその意味が言葉では分かっても本質がわからない。
よく「苦労が足りない」なんてことを言いますが、
それは、個人としての努力や忍耐や生きる知識が足りないということなのです。
ですから「人間、欲をかくと恥をかく」ことになります。

私のように一度どん底まで貧乏してみると人の気持ちがよく判ります。
本当に大切なものがよく見えてきます。
貧乏というものは人を鍛えてくれます。
もし、その人間にどん底を克服して再起するだけの器量があればその後の人生には必ず幸せの加速がつきます。

これは、私自身の実体験に基づく本当の話です。
「あの頃」を考えたら、誰が現在の私の実所得を予測し得たでしょうか。

私は現在、「破綻からの再生」・・・壮絶な人生ドラマを現実に生きています。

お金なんてものは、自分の好きなこと(得意な事)をただ一途に頑張ることで自然に何とかなるもんなんです。

「楽は苦の種、苦は楽の種」と申します。

石油ビジネスで苦労している経営者諸君。

「朝の来ない夜はない」のです。

「いばらの道」かも知れませんが、一生懸命生きている人生には必ず花が咲くものです。私も現在非常に充実しています。

現在、私の身のまわりには元官僚や大企業に勤めていた友人など多彩な人材がゴルフなどで集まってきます。

某財閥系企業の○○ホテルチェーンの元社長であったY氏。
典型的なサラリーマン人種ですでに完全に退職したのに旧職場を「うちの会社」なんてまだ言ってます、過去の栄光を追い続けているようです。

最近友人の計らいである企業へ「天下った」のですが仕事ができないということは本当に辛いようです。最近出社したら突然机に他人が座っていたらしい。

政治家や財界人との華やかな交遊関係もあったようですが、昔は昔。今は今。

どうも、大企業ベースで過去の栄光を追いかけすぎて、逆に悲哀を感じます。

Yさん。あなたが組織を離れて裸になった時の実力なんて所詮はそんなものなのです。

最近なぜかゴルフのときだけ生き生きとしています。

もっと肩の力を抜いて、自然体で、
現在の自分にできること。できないことを明確にしたら、
自分の身の丈にあった身の置き場が見つかるはずです。

「もっと力を抜いて!! ドライバーショット同じだよ。人生は・・ Yさん」
と、ティーグラウンド上でアドバイスをしておきました。

Yさんはカラオケで「浪花節だよ人生は」が持ち歌なのです。
以上。

ゴルフ場における。 「人生、再生プログラム」講演会でした。

何回サミットしてみても・・・・

2008年07月09日 13時18分47秒 | Weblog
人は何のために生きてきて、何をしているのか?

昔からの資産があるので還暦を過ぎても軽トラックに乗って、この暑い中を、親からもらった仕事を引き継いで汗をかきながら配達なんだそうです。
偉いですね。

私にはとても真似できません。

社員に給料を払うことが嫌な吝嗇家なのか・・・
経営者として社員の給料も稼ぐことができない無能な馬鹿なのか・・・

自分で仕事を創るということは大変なことなのです。
資産があるから減らさないように、工夫もせずに不景気を嘆きながら生きて、何もしないで死んでゆくのでしょうか。

そんな人間にとっては仮に景気が良くても何ができるはずでもありません。
減にバブルの時だって親の言うとおりに安穏と生きてきたわけです。
自分の無能さを親や他人のせいにする、馬鹿。

身の回りを見ると本当に無能な人間が多すぎる。
それでも、何もしないのだから人生で失敗することは絶対にありません。
ただ、自分がなぜ仕事ができないのかについて、理由と云い訳を見つけながら生きている。

最近は本当にこんな社長さんが増えているのです。

冗談じゃありません。
まさに「茹でカエル経営」状態です。

それで、「息子にはこんな苦労をさせたくないから、公務員か銀行員に・・」だそうです。

これじゃ日本国も何回サミットをしてもよくなるはずもありません。

みんなが税金を当てにする「公務員」になったら、納める人がいなくなる。
銀行なんてアメリカじゃすでにハンバーガーショップの定員と同等かそれ以下の時給の職種です。

今の若い人たちは、定職を持たずに仕事がなくて、フリーターだの人材派遣(口入れ屋)だのにピンはねされながらボウフラのように生きていくわけですから税金も年金も払うつもりはないはずです。

こうなったら、公務員の税金使い込みや不正行為は民間人の倍の罪にすべきですね。

学校の教員になるのにも「袖の下」なんだそうです。
「先生になるのも大変なんですね」

しかし、馬鹿な経営者はもっと大変です。
プレジデントやダイヤモンドばかり見て、
サミットに出席したようなヘボ理屈こいてないで、

ホラホラ、汗ふきながら、配達に行ってきなさい。
無能な社長さん。御苦労さん。