ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油流通システムのクラウド化が進んでいます。

2011年02月14日 09時16分09秒 | Weblog
石油流通システムにも、いよいよクラウド化の時代が到来。
当社の『雪ん子』、『D‐TAX』、『ペトロマスターEX』もすでに本格クラウド対応が完了。
順調にスタートを切っています。

ERP基幹業務統合系システムとクラウド化により、石油ビジネスの経営環境が大きく変わります。

システム導入経費の軽減化と社内業務の改善が今後は大きなテーマとなってきます。
今後、運営管理コストの大幅軽減化が進み、企業や販社の統合による経営規模拡大のスケールメリットが充分に生かせる時代となります。

まさに、「クラウドが石油流通ビジネスを変える」時代が到来します。


ところで、
現在、石油業界で問題となっている「灯油」などの課題もクラウドシステムの広域配送体制構築により「SS過疎地帯」に対するカバーも可能となります。

すでに、全国各地で灯油配送システム構築による「配送過疎対策」が開始されています。
地域業者による灯油配送の「協業化」、大手企業による「配送業務集約化」などの動きが盛んです。

詳細な内容を公開したいところですが、
それぞれの協業化団体や大手広域ディラーとの「守秘契約」もありまだ公開出来る段階でないのが残念です。

ホームエネルギーとしての「灯油」に関する販売情報は業界紙などの報ずる内容と現実ではかい離しているように感じています。
と云いますのは、外販配送販売で成功している販売業者は近隣競合企業の追従を防止するため「手の内」を公開していないという現実があります。

現実は、予想を上回る販売数量と収益をあげているケースが多いわけで、
「灯油」による決算効果はすでに大きな実績をあげています。

今後は、クラウド化による広域展開や異業種との代行配送などによるコラボレ‐トにより、
さらなる可能性と拡大傾向が見えています。

先進的で利益を出している企業は、
すでにSS店頭ビジネスから積極的に脱却し、「次の時代」に向けてスタートを切っています。

わが青春時代

2011年02月12日 05時53分52秒 | Weblog
エジプトの政変は、「独裁政権の終焉」か中東「混乱の幕開け」なのか、今後の推移に注目です。

現代では、インターネット上のコミニュティーに人が集まり、やがて具体的行動が始まり革命が成就する。
まさに「facebook革命」ですね、

全共闘世代の私からみると、大衆が行動を起こす動機付けも変わったものだと感じます。

「あの頃」・・・・、
日本の学生運動は「アジビラ配布」や「立て看板」、学内でのアジテーションから開始されたものです。
主張内容は、学費値上げ反対、使途不明金の発覚、大学側の運営に対する不満などが火種となっていたように思います。

やがて、学生課などからの圧力が掛って、集会が制限され、中核となった学生が退職処分となり。
その後、学生の退学処分に対する撤回要求、そして、「学生集会」が開催されて、
手をつないでフランスデモが開始される。

しばらくして、大学側が学生を学内に入れない「ロックアウト」を実行。
それに反対して、学生が学内に突入して「バリケード」を構築して立て籠もる。

しばらくして、大学側が機動隊の学内導入を開始して、バリケード撤去に動く、
その事に抵抗して、学生側がヘルメットをかぶり角材を用意する。

機動隊との衝突が激しくなって、火炎瓶が飛び交う。
機動隊が放水や催涙弾で学生を排除する。

新宿駅の地下では、「フォークゲリラ」と云って、学生が集まって、反戦のフォークソングを歌っていました。

「あの頃」の学生は個人が世の中を変えようとする意識を持っていて主張する事を知っていたように思います。
今では、「団塊の世代」なんて簡単に言われますが、改革意識が強かったように感じています。

俳優の西田敏行さんのコマーシャルを見てあの頃を想い出す団塊の世代の方も多いはずです。

某大手企業の元役員さんが
「須賀さん、あの頃の俺たちは純粋だった・・・・」と、つぶやいたのを想い出します。

時間があったら、このサイトを御覧ください。

http://www.z930.com/index.html

北関東の石油マーケット

2011年02月10日 05時49分52秒 | Weblog
最近のリテールガソリン市況を消費者の立場で見るとかなり変化してきたように思えます。
現在の石油業界にとって価格転嫁は急務のはずですが、一部の業者にとっては相変わらず難しい課題のようです。

北関東エリアのリテール市況を冷静に観察してみると、
元売販社系などを中心に総じて以前よりも、落ち着いた価格設定になっているようですが、
一部のホームセンター併設系SSが安いように感じます。

一般業者では昔の「高崎戦争」の時代ような過激な安売りは少なくなりました。

一時、安売りで話題であった酒販量販店と併設の○○屋さんなども、経営世代が変わってだいぶ動きが変わっています。
社長のA君は、私の高校時代の後輩で弟と同級生なのですが、
最近では経営的にも安定し過激な商法から次世代を目指した経営に方針を変更しているようです。

ホームセンター系最大手の「カインズ」は一時外資の「BP」ブランドでSSを展開しましたが、
現在ではからSSビジネスから撤退し、店頭の灯油販売だけになっています。
関係者などの話では、商品アイテムが多いので「儲からない、可能性の少ないビジネス」からは撤退する。
「金持ち喧嘩せず」といった感じでしょうか。

過去に過激な販売競争を繰り広げてきた激戦エリアですから、
最近はほとんどが元売販社と広域ディラーがほとんどです。
地元の有力老舗ディラーは本当に少なくなりました。

寂しいかぎりです。




忙中閑あり

2011年02月09日 15時50分56秒 | Weblog
最近、大手企業の基幹システム立ち上げがありまして、サポートスタッフは忙しいのですが、
私は、ドキュメント類の制作が一段落で、「訪中閑あり」といったところです。

久し振りに平日ゴルフの予定でしたが、朝起きたらなんと雪が降っていまして驚きました。
よく考えたら北関東に雪らしい雪が降ったのは、この冬初めてです。
それでも、10時には太陽が出てきて現在は晴れています。
「結構なお湿り」といったところで気持ちの良い日です。

ところで、
私が開発した『パッション・ゴルフ』というERPのゴルフソリューションが結構好評でして、
ここにきて、急に注目されています。
すでに、システムは順調に稼働しており評価が高まってきたという事です。
開発当初から、ASPで制作したものを、今回はさらに本格的なクラウドシステムとして稼働させようと計画中。

導入経費が不要でしかも稼働する期間だけの月次課金制なので、
積雪でクローズド期間の長い地域や経営再建中のゴルフ場などは設備導入費やリース料も不要。
圧倒的な「低価格」で、ゴルフシステム業界へ殴りこみます。

年齢を重ねるごとに、今迄の道楽仕事が経営資源としてよみがえるわけで、
「芸」は身を助けるといったところで、仕事があるという事はありがたい事です。

ところで、
歌謡コーラスグループのロスプリモスのリーダーが亡くなって、
スタッフが暇になったので、グループの一員から「暇があったら一緒に歌でも歌いましょうよ」と誘われていまして、
酒でも、飲みながら一緒にロマン歌謡を歌う約束をしました。

当社スタッフのS君はトランペットが吹けます。
A君は高校時代に吹奏楽部でトロンボーン
新入社員のK君はエレクトーンが出来るそうです。
私は、「ほら」が吹けますので、メインボーカル、
家内はカスタネット。
それに、元ロスプリモスのM君を加えまして、

コーラスグループの名前は、須賀幸正と「ヒマナ・スターズ」とでもしましょうか・・・

みんな、仕事が忙しいのに・・・・
こんな事を書いていたら、叱られそうです。

東京ラーメンストリート

2011年02月08日 05時31分17秒 | Weblog
ようやく寒さの感じも緩んできたような気がします。
暦の上では、もう春ですね。
関東平野はカラカラの乾燥で困ったものです。

今年の灯油ビジネスも最盛期はあと一ヶ月くらいでしょうが、
改めて「灯油」の強みを感じた方も多いはずです。

私の友人が住む日本一高齢化が進む過疎の村などは限界集落となりそうです。
灯油配送が遅れて困っているらしい。
それでも、彼は寺の住職なので皮肉なことに「見込み客」が増えていると泣き笑い。
「風が吹けば桶屋がもうかる」、「高齢化が進めば坊主が忙しい」

世の中が変わると、何がどうなるかわかりません。
いつの間にやら、団塊の世代も高齢者の仲間入りで年金話題などで盛り上がります。

久し振りに「目線」を変えて、
一昨日の日曜日には家内と急に思い立ってデート気分で都内散策。
自宅から東京駅まで一時間も掛らないのですが、家内などはなかなか都内に出掛けることはありません。
東京駅にできた「東京ラーメンストリート」から上野公園、動物園、アメ横などを散策してきました。

久し振りの上野動物園で、話題のゴリラの赤ちゃんを観察してきました。

東京ラーメンストリートには
テレビなどで有名なラーメン屋さんが最終的には12店舗も出店予定なんだそうですが、現在4店舗が開店していました。
「六厘舎」などはお客が並んでいて2時間も待たなくては食べられない状況です。
とても並んでまで食べる気にはなりません。
恐るべし「ラーメンビジネス」です。

よく考えてみると牛丼業界は250円で競っているわけですが、
ラーメンは一杯850円から1000円を超えるものまであるわけですから、もはや高級食品ですね。
創作的なラーメンが作り出すラーメンブームでフードサービスも大きく変わったものです。
ラーメンが高級品となる時代なのです。

ところで、ガソリンの価格競争は、牛丼屋の競争のようなものなのでしょうか・・・、

あちらはいくら、こちらはいくら、品質格差がない商品ですから、
販売業者の話題はどこまでいっても安値競争の話題ばかりです。

ラーメンのように適正な価格転嫁ができないものなのでしょうか・・・・
考え込んでしまいますね。

SS企業も、はやく店頭ビジネスオンリーから脱却しなければ・・・

2011年02月07日 09時39分08秒 | Weblog
「SS業界」のパイが縮小する中で、今後のビジネス展開をどうするか・・・・
SS数の減少に伴い、さらに「SS企業のSS店頭ビジネス離れ」の傾向が見えています。

「楽天」などWEBを使った通販ビジネスの普及に伴い、物販のカタチと構成比率が急速に変化しています。
無店舗のWEBビジネスでは、全国どこでも立地条件などを問わずインターネット上でモノが売れる時代です。

テレビを使った無店舗通販の「ジャパネットたかた」なども九州の地方都市から情報を発信しています。

改めて考えると、
「ガソリンスタンド」と云う商売は不動産を確保し、高額な設備投資をして、安売り販売競争に明け暮れて、投資効率の悪い商売ですね。

先日、異業種の「宅配ビジネス」に関する研修会での会話です。
『世の中は、高齢化に伴いハンバーガーまで「宅配ビジネス」の対象となっているわけですが、
危険物で、しかも重くて持ち運びが大変な「灯油」をいまだに店頭で販売している業者もいるのが、
自らを「SS業界」と呼ぶガソリンスタンド業界です。SSとはサービスステーションという意味だそうですが、
消費者からのマーケットニーズをくみ取れないガソリンスタンド業界は御覧のようにどんどん淘汰されています。』

なんとも、ショッキングな会話ですが、
冒頭に切り出された講師のこんな言葉に、異論をはさむ勇気もありません。

開き直って、反論するとしたら、
「それが、今迄のSSという商売なんだ」と云うしかないのが、寂しい限りです。

「待ちの商売」に慣らされた業界が生み出す、
全国各地のシャッター商店街と閉鎖SSのどこに違いがあるというのか・・、
努力と工夫を忘れた商人(あきんど)の慣れの果て・

地方都市にだって、老舗が倒産しても、特産物や自信のある企画商品を全国に向けて、
インターネットを媒体として販売し成功している若手経営者はたくさんいらっしゃいます。

SSでも、
灯油配送を起点とする「宅配ビジネス」を模索し成功している多くの経営者がいるわけです。

SSの店頭フィールドに限定されたビジネスから、一日も早く自らを解放しないとSSビジネスに未来はないような気がしました。

どんな商売でも、「生き残り」は時代に即した消費者ニーズをすばやくくみ取り、ビジネスを原点から見直す事が大切ですね。

全国各地の灯油ビジネス最前線

2011年02月04日 05時35分13秒 | Weblog
昨日、九州から帰ってきました。
そして、今日から北陸へ出掛けます。

このところ、灯油ビジネスで全国各地を飛び回っています。
SS過疎地帯の話題が全国各地で多発しており、特に灯油配送への対応が急がれています。

全国の過疎地域では高齢化が進み、
灯油に限らず買い物に支障をきたす老人世帯が急増しており、配送サービスの整備が急務となっています。
魚菜類、米、味噌醤油、などの生活必需品調達まで大変な老人世帯が増えているのはご承知の通りです。

特に、灯油は危険物です。高齢者世帯にとっては18㍑のポリ缶を持ち歩くこと自体が大変です。

灯油の大量消費地だけでなく九州の都市部でも、電話受注が急増しています。
「灯油配送センター」を設置している企業に消費者からの注文が殺到している現場を確認してきました。
お昼も食べられず、灯油配送を夜の10時まで行っても終わらないという状況まで発生しています。

不景気でモノが売れない時代に、これだけの消費者ニーズがある石油ビジネスが現実に存在しているわけです。
「灯油」をSS店頭販売だけで行っている業者の方にはとても信用出来ない理解できない状況でしょう。

これまで、SSと云う業態は「待ちの商売」でしたから、一般的に「配送サービス」という概念に疎い販売業者も多いわけですが、
ここにきて、SS業者の「灯油配送サービス」に対する認識の格差が経営格差としてさらに拡大しています。
当然、販売動向にも大きな格差が発生しており、
ここにきて、シーズン中にも関わらずSSにおける「宅配サービス」の見直しが急速に進んでいます。

特に「雪ん子」ユーザー企業によるデータベースマーケティングによる灯油ビジネス展開は抜群の収益を発揮しており収益としての結果が出ています。

最新の携帯電話によるWEB受注は、数千件/月間に及ぶ事例が多発しており驚いています。
この灯油販売ビジネスフォームは必ず日本の灯油ビジネスを大きく変えることになる事が確実にとなってきました。

「雪ん子」は単なる配送ツールではなく、「販売戦略機能」が改めて再確認されています。
これは、決して宣伝のための書いているのではありません。

淘汰が激しいSS業界で、
「雪ん子」が実際にSS企業の決算に大きく寄与する事を確認していただける時代に突入したと認識しています。

改めて、「ソリューションとしての位置づけ」が変わってきたわけです。

まだまだ、灯油はライフラインの中心です。

2011年02月01日 06時04分45秒 | Weblog
求人タウン誌に「プログラマー」の社員募集を出したら、応募者が多くて驚きました。

地元の求人誌は一時1センチくらいの厚さがありましたが、最近は薄くなっています。
最近、募集要項は男女の雇用機会均等法やら年齢などで求人に関する条件設定が変わってきたようです。

上は56歳の方から、若い方まで幅広い年齢層から応募がありましたが、
やはり45歳くらいの方が一番多かったようです。

群馬県は、大型量販店の本社などが多いため失業率は全国的に見ても低いほうなのだそうですが、
最近は自動車関連の下請け企業が不振のようで、失業率が高くなったといわれています。

職種がプログラマーなので、応募が少ないかと懸念していましたが製造業に関連したプログラム開発の方が多くて、
流通システムに関する経験者は少ないようです。

当社の業務は石油流通に特化しているため、流通用語や独自な税制もあり育成に時間がかかります。
そんなわけで、若いスタッフをトライアルとして採用する事にしました。


今日から2月ですね、
まだまだ、寒い日が続きそうです。

今年は例年になく案件が多発しており忙しく飛び回る事になりそうです。

灯油配送に関する注目度が上がっているようですが、
灯油配送過疎地帯などに対応するための構築も増えてきました。
広域配送を想定したネットワーク拡大にも着手する企業が増えています。

オール電化や燃転などの話題もありますが、
豪雪による停電などの際には、やはり灯油が見直されます。

販売業者の減少により、
配送体制が確立されている企業に受注が集中しており多忙を極めている業者が増えています。

灯油以外の商品の配送やサービスにも活用するケースが増えています。