felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

ロシア大衆紙で北方領土返還の異例コラム掲載

2011-04-01 09:46:00 | 日記
 「北方領土の即時返還を…ロシア大衆紙が異例のコラム」(スポニチ・アネックス掲載)<http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/19/kiji/K20110319000461870.html>によると、 
「クリール諸島(千島列島)の四島を今すぐ、無条件で日本に返さなければならない」。ロシア大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは18日、東日本大震災に見舞われた日本人の悲しみを和らげ、日本への同情を示すため北方四島を返還すべきだ、との同紙ユリヤ・カリーニナさんのコメントを掲載した。

 「日本には北方領土返還を求める法的権利はないと、私も日本が順調だった時には返還に反対だった。しかし大地震と津波が全てを変えた。破滅的被害の前では(ロシアの)国益など小さいことだ。広大なロシアのほんの一部にすぎない北方四島を日本に慈善目的で引き渡すことが、それほど惜しいだろうか」と問い掛けている。

 コラムは、「ロシアが北方領土を返還すれば、政治家が個人的野心のため軍備を拡張し国々が小さな利益を奪い合った『古い時代』に決別し、より人間的な『新しい時代』に進む最初の好例となるだろう」と結んでいる。(共同)

 「奪いあえばなくなり、分かち合えば余る」
 この考え方が、一人でも多くの世界の人々の心に浸透しますように。そうすれば、世の中から紛争はなくなり、みんなで平和に過ごせるようになるでしょう。

 You may say I'm a dreamer, but I'm not the only one.
I hope someday you'll join us. And the world will be as one.

(あなたは、私が夢追人というかもしれないけれど、わたしだけではないのです。あなたも仲間になってくれることを願います。そして、世界はひとつになるでしょう)
           ジョン・レノン

この気持ちを、エイプリル・フールに終わらせないように!
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2011年4月の惑星

2011-04-01 08:54:00 | 日記
 東北関東震災で空を見上げる心の余裕を失っている間に、木星もすっかり見られないようになっていました。でも、いつの間にか春の気配が周囲には漂い、桜の花が咲き、ウグイスの声も聞かれるようになりました。つらい思いをしていらっしゃる方も多いと思いますが、必ず春が訪れることを花や鳥の姿に信じてみませんか。

 さて、今月の惑星です。
今月の主役は土星です。実は、朝の金星を除いて、他の惑星は見られません。
水星:太陽の手前にあって、下旬には見えてきますが大変見づらいです。来月を待ちましょう。
金星:朝に太陽が昇る前に、東空に輝いています。
火星:太陽向こう側にあって、見られません。
木星:太陽の向こう側にあって、太陽と共に沈んでしまい見られません。
土星:春の大曲線を引き従えるように、土星が東空に昇っています。獅子座のデネボラを頂点にして、「春の大曲線」の乙女座スピカと、うしかい座のアルクトゥルスとを結んだ「春の大三角」。そのスピカとデネボラの間に明るく見えます。

 「春の大曲線」は、スピカからアルクトゥルスへと繋いだ線を延ばして、北の空へと大きく弧を描くように目を移すと、北斗七星の柄の部分に流れ込んでいます。これが、春の大曲線です。

 では、今月は、夜空を見上げて土星や春の星座を探してみることにしましょう。今回の震災で亡くなられた方のご冥福を祈りながら、こうして生きて星を眺められる幸せを感謝して。
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