今日、新聞を読んでいたら、アメリカ・ボストンのバークレー音楽院で教鞭をとっている42歳の三輪洋子さんの活躍が書かれていました。
あの秋吉敏子さん以来40年ぶりの日本人教師だということです。
今80歳を越えてなお現役のあの秋吉さんの人の温もりと躍動感ある演奏を思い出すとともに、単身アメリカに乗り込んでジャズバンドを率い、バークレーでも教えるという快挙をなしとげ、しかも後に続くジャズマン達(渡辺貞夫・・)後進への道を大きく切り開いた彼女の功績の大きさを再確認しました。
それはさておき、三輪さんの経歴で注目は、日本の学校で音楽を勉強し、神戸のクラブでジャズピアノの腕を磨いていた彼女が、阪神大震災でクラブが閉鎖にあい、それをきっかけに、バークレーで勉強する道を選んだこと。
それを契機に、現在へ続く道を切り開いたことに驚かされました。
悲劇をチャンスに!
人生悪いこともあれば、それが良いこともある。
良いこともあれば、悪いことも起こる。
常に希望を持ち、幸せの中にあっても備えを忘れず、と改めて思いました。
三輪洋子さんについては、これまでまったく知りませんでしたが、秋吉さんと同じ位私が大好きでよく聞いているピアニスト小曽根真氏の父親にも教えを受け、当の真氏からもお教わったりもしたようです。
是非チャンスがあれば、彼女の演奏を聞いてみたいと思いました。
*因みに、このニュースを読んだのは、「THE DAILY YOMIURI」。
いつの間にか大新聞の朝刊が値上がりした中で、これは130円と普通紙より安い!
是非、学生の人などに気軽に英字新聞を買って読んでもらいたいと思います。上記のような結構面白い記事もみつけられるし、英語の勉強コーナーなんかもありますよ。