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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

3月11日の月

2019-03-11 19:46:40 | 惑星・天体ニュース

   今日は、東日本大震災から8年目の3月11日でした。NHKのニュースでRADWIMPSが、毎年震災を忘れずにいたいと新曲を発表してきたという話を流していました。

   今年も「夜の淵」という追悼曲を発表したそうで、聴き損なった方もココから今年の曲も含めてこれまでの曲すべてを動画で聴くことができるようです。

   さて、そのRADWIMPSの野田洋次郎さんが、「あの震災の前の日の自分と、震災の後の自分では違うはずだから」(言葉は正確でないかもしれません)と言っていたのが印象に残りました。私もそうです。震災の前の私と、震災の後では、私は違っています。

  原発に対して、社会に対して、どうせ1人では何もできないから・・・そんな言い訳は絶対にできない。震災後の私は、自分が生きている責任を自覚したのです。

  「生きている限り、皆が安心で、安全で、幸せな社会が残せるように、最善を尽くして生きなくちゃいけない」以降、そう思って日々を過ごしてきました。それは、毎日険しい顔をして、1秒を惜しんでがむしゃらに生きている訳ではなく、1日1日を愛おしく大切に、忘れてはいけない大事なことは忘れずに生きている・・・・といった感じでしょうか。

  という訳で、仕事を終えて外にでると、いつものこの時期のように空を見上げてお月様のお迎えがでているかを、確かめました。

     

    かなり天頂近くで、小さくほっそりとした弧を見せて、お月様が待っていてくれました。

    帰宅途中でスーパーによって買い物した頃には、少しもうお月様も返り支度に入って、地平線に向かって下がってきていました。

        

      大切な人を亡くした方たちの心を、慰めるために、お月様が全ての人にその優しい光を投げかけてくれています。

               

        自然の前に人間は無力です。でも、人間にその犠牲を最小限に防げる力を、どうぞ与えて下さい。

        防げたはずだった大きな過ちを犯し故郷や大切な人の命を失うようなことを2度と起こしたくない。そうした人の思いが、ひとつの大きな力になりますように!

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