まずは、いつものように練習曲替わりの「弾ける! JAZZ STANDARD 30」より。”The Days Of Wine And Roses"2回目。前回、いい気持で調子よく弾いたら、実は調子に乗り過ぎて、跳ねてはいけない四分音符が2つ続くところまで跳ねているところをご指摘いただき、改めて練習して、チャレンジ。「まだ、ちょっと怪しいところもあったけれど・・・」と最低ラインでのクリア?
そして、今回も本人の自覚としては、かなりいい線に弾けたような・・・お馴染み"Fly me to the Moon”を練習して初チャレンジ。そして、結果は・・・「出だしがボサノバなので、跳ねてはだめなんですよ。全体的にボサノバはサンバじゃないから、静かに落ち着いた感じで」
「跳ねていました。サンバみたいに気持よく」(苦笑) 弾きなおして、どうにか分かってきたものの、"Fly me to the Moon”はジャズと思っていた私にはボサノバというのにはびっくり。「どこがボサノバなんですか?」と聞くと、「このタッツタ、ターというリズムが」という先生のお答え。実はなんと4年前の今頃、練習曲替わりの「ボサノヴァの定番曲あつめました」という楽譜を先生のレッスンで見て頂き、半年ちょっと10月まで何曲か練習したのに・・・ボサノバが何なのかも実は分かっていなかった。跳ねずにしっとりと次回まで練習してくることに。
次は、先生のオリジナル曲で”The Way Of Life"。今回が2回目です。前回は、弾くスピードが速すぎたようで、少しゆったりと弾くようになったので、間違いはかなり減りました。ただ、静寂な中にも自信をもった印象を与えるあたりを表現したいと思ったのに、つっかえたりもして、納得できる仕上がりではありませんでした。が、これも最低ラインで「まあ、このくらいで~」クリア。
プロは、観客をウットリさせる演奏ができるけれど、素人さんはどうしていい気分の時に穴に落ちたり、変なところを鳴らしたりと、ガッカリが挟み込まれた弾き方しかできないのか。実に世の七不思議。というか練習と鍛錬が足りないだけだと思いますが・・・有難く卒業させていただくことに。
そして、最後は先週頂いた、私のお気に入りの先生のオリジナル曲'Arcadia' 網目模様のように音が入り組んで美しい部分も、「楽譜にはそうでない弾き方が書いてあって、CDでどう弾いていたかは確かめる時間がなくて」と言っていた先生のために、頑張ってCDのヴァージョンも探り当ててお披露目してみました。アドリブのところまではまだ到達していませんでしたが、結構頑張りました。
CDで引いた網目模様部分の演奏再現は、「そんな感じだったかも」と受け入れて頂き、だいたいは良かったようなのですが、C部分の畳み掛けるような部分がおかしかったようで、もう1回弾いてみてというので弾くと「ここのところ、4回打つはずのところが、3回しか弾いてないですよね。ちょっと譜でいくつ打つかカウントしてみてください」というのでタイや何かを除けて数えて「4つ!?」
気持ちよく弾けている時は、だいたい何かこういう大きな間違いをしているようです。クワバラクワバラ。「メトロノームで確認した時はきっちりハマっていたのに」とぼやくと「そうなんですよね、3拍子にはハマっているけれど、これはウラウラで音が入って4つ打ってください」とのことで、いろいろ4つ入れるように頑張るのですが、一度練習して慣れてしまっていると、やり直しは初見の時より癖を取り払う分の労力が必要で、引きはがすように最初の弾き方を止めようとすればするほど訳がわからな~~~~い。私も苦労しましたが、先生も教えるのに苦労して、再度録音をその部分だけ再録。先生と合わせて弾く・・・・・結局宿題になりました(苦笑)
最近は、どうやら油断大敵火がボーボーレッスンが多いようです。今度はさらに慎重に頑張ってみます。