桜が咲いている4月にもかかわらず、昨日からまた寒さが戻ってしまいましたね。関東でも雪が降って桜の上に雪が積もって・・・なんて話もありました。今日も、何だかオーバーを着ていくような天気でした。
さて、今日も癒しを求めてピアノのレッスンへ。
まず最初は、「弾ける! JAZZ STANDARD 30」から”Lullaby Of Bird land(バードランドの子守歌)"。前回すでに、この曲の8分休符+♪、4分音符と来る時のカウント方について、8分休符+連符が来た上の*とは違い、全てのカウントを1拍3つでタータのリズムで感じて行くことを確認させて頂いていたので、安心して練習してきました。
という訳で、気持ちよく弾きだしてみたものの、弾きだすと辺りにちょっと違う?雰囲気が感じ取れました(苦笑)最初のイントロのところだけで一度止めて、先生に「違っていましたか?」と聞くと、淀みなく「違っていますね」と言われてしまい、カックン。
「全部3カウントで跳ねてタータで弾くんですよ」「そうですよね。そうなっていませんか?」「なっていませんね。微妙にタイミングずれていますよ。まず、左だけ弾きましょう」ということで、左だけ繰り返して・・・どうにかOKが出て、右をつけて、かろうじてOKが出ました。難しい。前途多難。先へ進むと、意外や先は問題がないようで、指が追いつかず弾き辛いと思ったところは、「r.h.ってこれは右手で弾くんですね」というヒントで左手で弾き辛く困っていたのが無事クリアできるようになって一件落着。 何か所かある1テンポ早めに弾くのもどうにかクリア。先生が「いや~、最初のところで、これは先はどうなるのかと心配しましたが、あとは問題なかったですよ」ということで、私の方こそ、出だしでとん挫してどうなるかと思いました(汗)
そして、まずは、今回の大課題。”Before You Go"へ。先生のカッコイイ系のオリジナル・ナンバーです。聞くと気持ちよく乗れて、自分も弾ける気になるのですが、1テンポ早めに入るところがテンコ盛りな上に、さらに複雑なテンポのところもあり、さあ、私にとって未開の踏み入ったことのない音楽の中へいざ突入です。
まずは、Aの部分。Rubatoで自由な感じに模範演奏で弾いて下さった先生の動画を何度聞き返しても、指を見てもついていけず、読み取り不可。ギブアップしたところです。
左をコードのようにⅠ-Ⅴ‐8vaで漫然と弾いてしまったら、先生から「その左手のⅠ-Ⅴ‐8vaは、Rubatoに相応しくないですね。もう、ここは基音を弾くだけでいいですから、右手の装飾音の方で楽しむように」と、先生が再度模範を示して下さって「左は、タタタと付けずに、いっそ弾かない方が・・・」おっしゃりつつも模範でもだんだん最後には左も一緒に自在に流れるように弾いて下さり、(それは無理~と苦笑)。
でも、そうはいいつつ、先生に指摘されてよくみるとRubatoといっても、楽譜のなかにフェルマータがついていて本当に流れるように自在にする部分と、フェルマータがなくて楽譜通りに弾いてほしい部分、が分けてあることが分かりました。なるほど~。ウナギの寝床のように、ダラダラと漫然と弾いていた私の音に締りがなかった理由は、ここにもあったようです。納得。
そして、この曲の核心部分。Bの部分にEm Amのコードでメインの左手の印象的な音のところに入ります。と、早くもストップが。「タッタタッタタタ」ではない。跳ねると言ってもカウントが3つで跳ねるということは、分析すると「タゥァーァータタータタータ」?ゆっくり弾いていると先生のOKがでるのですが、速くなると(?)。
さらには、右手のアドリブで入れる音の話に。Emとあるけれど、Em7 テンションに9thを加えて、Amの方も、Am7 テンションで9thを加えて、EmとAmでの右手の使って居心地のいい音の選択の話に。結構これも判断を間違えると違和感のある音になってしまい、気を使います。そして、左もマスターには怪しい状態で、かなりぎこちない感じに。
Cの部分に移る前にに「タター」と入ると、ストップ(苦笑)「あっ、ここもタータ~~~~~」「そうですね。最初の音を長くしないと・・・」「!!!」といった具合で、音のとり方の基本がやっぱり滅茶苦茶難しい(泣) さらにさらに、1テンポ早く入る時は左もできれば頭で出さずに1テンポ右と一緒のタイミングでポンと出る方がいい。(キャ~至難ですぅ)
そして、Dの部分はBと同じとして、Eの部分に入ると、さらに付点四分音符の音どりが間違っていて、(2分音符、付点4分音符、8分音符)の組み合わせがその後続いていたところが、みんな違っていることが判明。
「先生。至難です!」「だから、言いましたよね。この曲は難しいですよって(笑)」
それでも一応Gの部分まで弾いてみましたが、ゆっくりやるとどうにか、速いと脱落の連続で・・・次までに、この難行が少しは乗り切れるでしょうか?前途多難で、暗雲が立ち込めてきましたが、ここで諦めるのも悔しい。頑張ってみます。
そして、最後に、少し久しぶりに練習してみた”Eyes of The Hear" を弾いて気持ちよくレッスンを終えようと試みたのですが、これもなかなか練習で弾いたようにはうまく弾けず、気持ちよくはなれませんでした。「間違ってはいない」ようでしたが、音楽的ではなかったので、もう少し練習を積むことにしました。やれやれ~、今日は何だか散々でしたぁ。
なんて、ここまで一緒に読んで下さった方もお疲れ様です。きっと私がいかにヘタで、先生の”Before You Go"がいかに弾くのが大変な曲かだけは理解していただけたと思いますが、是非クリックしてyoutubeで聴いて見て下さい。弾くのは大変ですが、音楽として聴くと、ノリがよくて、トッポさんの笛でとてもカッコいいのいい感じの曲なんですよ~。
最後に、ここまで読んで頂いたお礼に、面白い牛丼屋の牛の字のところに巣をつくろうか考慮中のツバメをお届けします。
去年もこの牛丼の字ではなく、他の文字の上で子育てしたツバメさんでしょうか。君も頑張って、わたしも頑張るから~。