日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



奥多摩行きの電車はほぼ登山者でいっぱい。
駅に着くと皆どっと降りてバスへ急ぐ。ここで清算をしていたりトイレに行ったりすると確実にバスでは座れない。
今回は奥多摩湖まででそんなに長い時間乗っている訳ではないので焦らず行くが、臨時らしいバスも出て運良く座れた。

奥多摩湖のダムサイトを登山口まで歩く。
ここの桜はまだ5~6分ほどでつぼみもいっぱいだ。


奥多摩湖から登る『大ぶな尾根』コースは、登りがきついということで覚悟はしていたが、いきなりの急登。しかし高度は稼げる。
急登と言えば鷹ノ巣山の『稲村岩尾根』もきつかったが、あの時より足は鍛えているしコースタイムとどの程度の差で登れるのか少し楽しみではある。
30分ほど登ったら無性にお腹が空いてきたので、きつい登りが一段落したところで柏餅を食べる。腹がへっては戦はできぬ、である。

大ぶな尾根は檜やかやなどの常緑樹が混生するぶななどの落葉樹林帯で、急ではあるが明るく気持ちの良いコースだ。ぶなの落ち葉がふかふかと足に優しい。
急登と緩やかな道とを繰り返し登る。 
御前山はかたくりがたくさん咲くことでよく知られているが、まだ時期的には少し早い。
もしかして?という期待も無くはなかったが・・・。  

中腹を過ぎた辺りでかたくりの花を一輪見つけた。
気が付くとそこここにカタクリの葉が。
あまりきれいではない葉なので落ち葉に紛れて気が付き難い。登山道の際まで咲いているのでうっかり踏まないように気を付けなければいけない。
明るい日の射す緩やかな斜面にまとまって咲いていたが、まだ花は数輪。葉っぱはかなりあるがこれから花が咲くのだろうか。

今度こそ今度こそと急登を何度かこなす。
振り返れば奥多摩湖が遥か下だ。

上のほうは霜解けでぬかるんでいて滑りやすかった。
最後の一登りでようやく御前山山頂に到着。
時間は12時ちょうど。休みながら3時間ぐらいで登れればと思っていたのでまずまずだった。
山頂は小広くベンチもあり、たくさんの人が思い思いに食事をしていた。
北西方面が木の間越しに見渡せ、飛竜山から雲取山、石尾根などが見えた。


山頂から5分ぐらい下った所に避難小屋があった。奥多摩はトイレが結構完備しているので有り難い。
湯久保尾根は一転して杉林だった。杉林と雑木林が交互に続くが雑木林の方が少ない。
それにしてもかたくりのみで花の少ないコースだ。奥多摩湖手前の『境橋』から登る『栃寄沢のコース』のほうが花は多そうだ。
半分ほど下ったところで『よごれねこのめ』を見っけ。


そしてようやく『すみれ』にもご対面。
たちつぼすみれ?

ながばのすみれさいしん?

えいざんすみれ?

下二つは樹林帯で撮ったので、フラッシュで色が飛んでしまった。残念。
すみれは種類を特定するのは本当にむずかしい。
いい加減足もガクガクしてきて、またバスの時刻が気になったが、麓に近いところで『えいざんすみれ』を見つけた時は嬉しくて写真を撮らないわけにはいかなかった。

お天気も良く暖かくて絶好の山日和だった。
もう少しお花を楽しみたかったという気持ちもあるが、久々に手応え(足応え?)充分の山歩きだった。




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