日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



3ヶ月ぶりの山となりました。
最近はただダラダラと過ごしていたので、少しゆとりをもって登ろうと思ったのですが・・・。

最初は前から行ってみたいと思っていた会津駒ヶ岳を登ろうとバスを予約しました。
が、肝心の駒の小屋が満員とあっさり断られ、夜行日帰りで登るには無理があり、また会津駒に登ったのなら中門岳まで足を延ばしたいし~と、今回は断念。
それでは、桧枝岐の民宿に泊って燧ケ岳に登ろうかと思ったが、全部電話したわけではないけれど、これも連休ということでどこも満室と断られ・・・。
それでは久々の山だし、あまり無理せず行こうと沼山峠~尾瀬沼~尾瀬ケ原~鳩待峠のコースで行くことにしました。
が、途中で予定を変更。
結局燧ケ岳に登りへろへろになって帰ってきました。

御池(みいけ)からのシャトルバスの運転手さんの話では
「原のニッコウキスゲを100としたら、大江川湿原は50です。」と言う。
ところが大江川湿原に出てみるとびっくり!
50どころか0と言ってもいいのではないか?というぐらい。木道の両脇にわずかにぽつりぽつりと咲いているだけ。
まだ少し早いのか?とも思いましたが、つぼみもほとんどありません。
運転手さんの言うには鹿の食害もあるそうですが、年によって咲き方が大きく違います。
3年前は一面まっ黄色でした。
今年ははずれの年だったようです。
それでも初めて訪れたと思われる人は「わぁ~!気持ちいい~!」と歓声をあげていましたが、せっかく来たのにニッコウキスゲの群生を見られないのは残念でした。


タテヤマリンドウ        ヒオウギアヤメ

前の日に雨が降ったらしく、木道が濡れていました。
気をつけなければと思いながら歩いていたのに2回も滑って、イヤというほどお尻を打ちつけてしまいました。
前を歩いていた若い女の子たちはスニーカーだったのに転ばず、これも年のせい?
あまり気にし過ぎてこわごわ歩くのもいけなかったのかもしれません。


沼尻の休憩所まで行くとすごい人!
さらに原の方からもぞくぞくと人が来ている。さすが連休。
当初、尾瀬ケ原を抜ける予定でしたが、大勢の人ですっかり嫌気がさしてしまいました。
こちらのニッコウキスゲがあの程度なら、原の方も推して知るべしだろうし、ここまで案外快調に歩けているということもあって、急遽予定を変更。
燧ケ岳に登ることにしました。
(帰宅後チェックしたら、尾瀬ケ原のニッコウキスゲは何年ぶりかの豊作(?)だそうです。大江湿原の方が少し花期が遅いのでこれから咲くのだろうか?
それにしてもつぼみだって大して付いていなかった。)


ナデッ窪から燧岳へ。
このコースは燧岳への直登コースで、行く人も少ないようです。
下りより上りの方が高度も稼げるしいい、と思ったのですが・・・。

ごろごろの大きな岩超えまた岩超えの道でした~。
手も使い岩々を乗り越えていきます。
滑って打ちつけた尾てい骨が足を上げるたびにひびき痛みます・・・。

2時間ほど登ると尾瀬沼が見えてきました。







2時間のコースを2時間半かかって、ようやく長英新道との合流点に到着。
燧ケ岳の頂上も見えてきました~。

たくさんの人が登っているのが見えます。
お腹がすっかり空いてしまって頂上まで持たないので、ここで昼を食べることにしました。

休んでいたご夫婦連れに「よくここを登りましたね~。」と言われました。
「頂上まであと30分というけど、まだ1時間ぐらいかかりそうですよね~。」
このご夫婦は疲れたから頂上まで行かずに引き返そうかと言っていましたが、何とか登ってこられたようです。

気を取り直し頂上を目指します。
下から見た時はずいぶんかかりそうに思いましたが、何とか30分で到着~。


燧ケ岳の山頂は二つあります。
こちら側は俎(まないたぐら)といい2346m、あちら側は柴安2356mで柴安の方が高いのですが、往復30分、もう行く元気がありません。
今回は断念しました~。残念!
しかし、とても往復30分で行かれるようには思えませんが。

西側からガスが湧いてきて、尾瀬ケ原は見ることができませんでした。
もしかして柴安まで行けばぼんやりとでも見えたのかも。
残念。

30分ほど休んで御池へ下ります。
こちら側は途中にある熊沢田代と広沢田代の二つの湿原が楽しみでした。

が、しばらく行くと雪渓が出てきてびっくり!
まさか雪が残っているとは思わなかったので、軽アイゼンを持ってきませんでした。
かなり長い距離があり、ゆっくり慎重に下りました。
道も岩ごろでぐちゃぐちゃドロドロの悪路。
スパッツも持ってこなかったので、ズボンがドロドロになってしまいました。

しかし、一時間ほど下ると突然の展開!
ワタスゲの群生が素晴らしい!
こっちに来て良かった~。
下方に熊沢田代が見えてきました。


熊沢田代。
ここはホントに気持ちの良い場所です。
尾瀬ケ原のように大勢の人がごちゃごちゃしていないし、天上の楽園のよう。
ベンチで昼寝をしている人もいました。






また急なぬかるみの道を4~50分下ると、今度は広沢田代です。
ここもワタスゲの群生が見事でした。



この頃になると、さすがに疲れてきて休むと動けなくなってしまいそう。
早く着きたい一心で休憩もとらず歩き続けましたが、最後はヘロヘロになってしまいました。

久しぶりの山だったけれど、無事に歩き通して帰ってこられてよかった~。
今日はお尻の痛みと腿の筋肉痛で立ったり座ったりが大変です。
でもどうなる事かと心配だったけれど案外歩けたのでホッとしました。

今回は時間がなくお花をじっくり撮ってこなかったので、あまりきれいな写真がなくちょっと残念でした。
トキソウ
ウラジロヨウラク




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