日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



夏山縦走に備えて、もう少し足を鍛えなければと思い、四阿山~根子岳を歩いてきました。

菅平から四阿山に登ると3時間かかるが、嬬恋からなら2時間弱で着くという。
日帰りで登山開始が9時10時となると、少しでも短い行程でと今回はパルコール嬬恋のゴンドラに乗り四阿山から根子岳を周ることにしました。

ゴンドラ乗り場のお姉さんは顔を見るなり
「50才以上のシニアの方は100円引きの800円となります。」とご親切に言って下さる。
特に証明は要らないようでした・・・。

しかしここで大失敗。
飲み物は上に行ったら買おうと飲みかけのお茶だけしか持っていなかった。
ところがゴンドラ頂上駅に着くと自動販売機にはビール、コーラ、ファンタ、缶コーヒー、アクエリアス(売り切れ)しか無かったのです。
仕方なくコーラのアルミボトルを買い、中身を捨てて水道水を入れ持って行きました。
冬になればスキー場のここではお茶など買う人はいないのでしょうか。
楽をしようと思わずにちゃんと前もって用意すればよかった。

ゴンドラに乗れば一気に2000m超え。
わずかなアップダウンはありますが、ほぼ平坦な道を四阿山目指して出発です。

浅間山の頭が見えます。

こんな平らな道では縦走の足慣らしになんかならないだろうと思っても、ちょっとの登りでヒーヒーフーフーと息が切れ、情けないこと!
おまけにお天気よいのはいいけれど暑いこと。

樹林の中の木陰がホッとします。

一部木道や木の階段も敷かれ、道はよく整備されています。
が、こちらのコースは見るべきお花もほとんどなく、ちょっとさびしいです。
(しかし楽なコースです。)


ようやく四阿山の頂上(北峰)が見えてきました。
頂上直下はちょっと急で鎖も付いていますが、そんなに怖くありません。

頂上は細長く岩がごつごつしてそれほど広くありませんでした。
たくさんの人が岩に腰掛け食事をしていました。

頂上から南側の眺望。

            浅間山        水ノ塔山、篭ノ登山   湯の丸山
だと思います・・・。
湯の丸山の向こうに八ヶ岳。

篭ノ登山のはるか向こうに薄~く富士山を見つけました~。


さて今度は根子岳を目指します。
根子岳方面。
肉眼ではわからなかったのですが、帰ってから写真を見て北アルプスが見えていたことに気が付きました。

わかるでしょうか?
左側に穂高、槍。右側は鹿島槍だと思うのですが。
う~ん・・・。
もっといいカメラが欲しい。

こちらは北側。志賀高原の方面?


根子岳へは一旦大きく下ってまた登り返します。


熊笹が生い茂り、足元が見えないところもあります。
木の根が張り、湿って滑りやすくなっています。


ようやく最低鞍部「大スキマ」に到着しました。

一面に笹原が広がっていて、とっても伸びやかな気分になる場所です。
子供たちは「ヤッホー!」と叫んでいました。

大スキマ越しに四阿山。

大分登ってきました。
この登りがかったるいと思っていましたが、それほどきつい登りではありませんでした。
笹原を渡る風が気持ち良かったです。


こちらがわでようやく花に出会えました。

マルバダケブキ。
笹原の中にいっぱい咲いていました。
夏を感じる花です。


マツムシソウが咲いていましたが、これからが本番というところ。
つぼみがたくさんありました~。


根子岳山頂。
石や岩がごろごろしていますが、広々としています。


 
ヒメシャジン                    ウスユキソウ

 
ハクサンオミナエシ                 イブキジャコウソウ


ヤマハハコ                     ハクサンフウロ


ヤナギラン               ツリガネニンジン            エゾシオガマ 

クガイソウ               クルマバナ

根子岳からの下りは西日が暑く、へろへろ~。
中腹辺りから白樺、ダケカンバの林になり、ようやくホッとします。


やっと菅平牧場に下山。

いい加減暑さにやられてしまって頭痛までしてくる始末。
お店でソフトクリームを食べ、ようやく人心地つきました~。
美味しかった~!

ところが!
マイカーを持たない者は、ここから更に30分以上バス停まで歩かなければなりません。
私のほかには歩く人は誰~もいません。

時々車が走り抜けていきます。
気の毒に思って
「乗りませんか?」
と声を掛けてくれる人は誰~もいませんでした。

ちなみに登山口は菅平牧場の私有地にあるため、入場料を一人200円払います。



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