日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



家に帰って写真を見ると、本当にガッカリしてしまいます。
ほんとにセンスの無さにガックリ・・・。

さて、二日目は山形駅から高速バスに乗り、月山南側の姥沢登山口まで行きます。
西川町のシャトルバスに途中で乗り換えるのですが、これまた1時間近く待たなければならない。
本当に時間の無駄。
帰りだって15:20姥沢発に乗らないと次は2時間待ち。
どうしても15:20のバスに乗りたい。
そのためには少しでも早く到着したい、ということで、月山口からタクシーで行きました。
タクシーは前もって予約。貸切り料金6950円でした。

そんな努力の末(?)姥沢に到着したのですが、何んと一面ガスガスガス・・・。
前日の天気予報では、午前中は曇っていてもお昼ごろから晴れてくるので心配ありません、みたいなこと
テレビで言っていたので、上に登った頃には晴れてくるでしょう。
月山もやはりリフト利用のお手軽登山です。

コース  リフト上駅~姥ヶ岳~牛首~月山山頂~姥ヶ岳~リフト上駅

リフトの下の草原にはハクサンチドリがたくさん咲いて濃いピンクが鮮やかでした。
リフトを降りてトイレを済ましガスの中を出発です。


少し登って行くと一面の雪原・・・。
何も見えない・・・。ホワイトアウト。
知ったコースなら方向が分かるのだが、初めてのコースで右に行くのか左に行くのか?
はたまた真ん中か?
戸惑っているとスキーヤーやボーダーが次々登ってきます。
『俺らはこっち~』というボーダーに、思わず一緒の方向に行こうとしたが、待てよ~。
ボーダーたちはこれから下る。私は登る。
やはりここは一旦元に戻って職員さんにちゃんと聞いてみなければ、
ということでリフトの所に戻ります。

『姥ヶ岳に登る所は虎ロープが張ってありますから。
上もずっと雪が残っているから、分からなくなったら引き返してくださいね~。』とのことで
ようやく登山口に取り付きました~。

雪が残っていることは分かっていたので、アイゼンを用意して行きました。
直登だったので念のため着けました。でも効果のほどは?

30分ほど登ると雪が消え、木道が現れます。


そして早速ヒナザクラ~。

最初一面の雪で、こんなじゃお花どころではないよね~とちょっとガックリ来ていたけれど・・・。
チングルマとイワカガミも~。


イワイチョウも咲いてます~。


そしてすぐに姥ヶ岳山頂。

周囲が遊歩道になっているので歩いてみると、何んと!
ウスユキソウの群生~!


ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)。

このウスユキソウの種類は初めて見ました~。
夢中で写真を撮ります。
丈は10センチ前後と案外小さいのでびっくり~。


朝露に濡れたウスユキソウ。




そして葉に斑点のある、ウズラバハクサンチドリ。初めて見ました~。


姥ヶ岳からの下り斜面にお花畑~。




石段の隙間からもウスユキソウが~。
踏まないように気をつけます。








地味にマイズルソウも咲いてます。




登山道に咲き乱れるミヤマキンバイ。


そしてシラネアオイ。


アオノツガザクラ。


途中から残雪が現れます。
雪が柔らかいのでアイゼン無しでも大丈夫でした。


そしてまたお花。


シラネアオイはクマザサに埋もれるように咲いていました。


ハクサンイチゲ


また雪原。
ガスっているけれど目印のロープが張ってあるので安心です。
先行のパーティーもいます。


『牛首』が分からないうちに、山頂への急登が始まりました。
この登りが辛かった~。


エゾノツガザクラ?


少し青空が見えてきました~。



お花を見ながら頑張ります!


頂上台地に到着~。
だだっ広いです。
月山山頂の神社はもう少し先。


ハクサンイチゲやチングルマなど一面のお花畑です。


お腹もすいたのでお昼にして、そのあと空身で山頂まで行きました。




月山の上だけは青空になりましたが、下の方は雲海。


登りがけっこう辛く、時間もかかってしまいました。
予定のバスに乗るには急いで下らなければならない。
それでも間に合うかどうか?わからない。
それだったら諦めて、ここでもう少しのんびりしようか・・・。
少しお花畑をぐるりと周って見たり、ここで1時間ぐらい過ごしました。

しかし雪の下りで案外時間がかかるかもしれないと、そろそろ下山します。
この時間になってようやくガスが少しずつ上がってきました。


こちら側はまだ晴れてきません。
踏み跡をたどりながら下ります。


牛首からショートカットのコースを行きたかったけれど・・・。
(どうやらこの辺りが分かれ目だったらしい)


北西側は晴れてきました。


踏み跡をたどるうち、何時の間にか姥ヶ岳方面に乗っかっていました~。


そして、ふと下の方を見ると・・・。
私より遅れて下山した3人パーティーがあんなところに!

ほんとにガックリきてしまいました。
やはり牛首からショートカットの道(踏み跡)は気がつかなかったです。
あのパーティーは分かって下ったのです。
上にいたとき牛首のこと聞いたのだけれど、分からないって言っていた・・・。
でもどこを歩いても下に向かって行けば着くのですよね、晴れていれば。
あっちへ下ればもしかしてバスに間に合ったかもしれない・・・。
せっかくタクシー乗ったのに無駄になってしまった・・・。
でもやはり一人だしガスっていると怖いし・・・。
それにしてもショック。

振り返ればガスが晴れて山頂が見える!

早いバスに間に合わせようと急いで下ったら、このご褒美はなかった・・・。
これで良かったのかも~。

後から写真で確かめたけれど、結局どこから下れば良かったのかはっきりとは分かりませんでした。


朝日連峰も雲の中。


2時間後のバスに乗るころには、雲一つない快晴に。
もう少し早く晴れてくれると思ったけれど。
何だか、身体も気持もずいぶん疲れてしまいました。

遅いシャトルバスに乗ると山形行きの高速バスの接続が悪いので、
仙台行きの高速バスに乗り換え、直接仙台まで行ってしまいます。
このバスは予約が必要なので下山と同時に電話をしました。

仙台駅に着いたのはもう夜だったけれど、初めて踏んだ仙台の地。
すごく賑やかでびっくりしました。
ずんだもちが美味しそうだったけれど、もう1日あって荷物になるとじっと我慢。
新幹線に乗り盛岡まで行きました。





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