日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



今年は山のお花が早い。
八ヶ岳のツクモグサがもう咲きだしているとあちこちから報告が上がっている。
以前ツクモグサを見に行った時はガスで、露に濡れたツクモグサしか見られなかった。
一昨年、八ヶ岳に行った時は道間違いで横岳に行かず帰ってきてしまった。
どこで間違ったか?確かめたい気持ちと、晴れた日のツクモグサを見たいと思い、八ヶ岳に行ってきました。

今回は早朝出発で小海線の小海駅からタクシーで本沢温泉入口に行き、硫黄岳山荘まで行こうと計画しましたが
朝ちょっとトラブルがあって朝一の出発ができなくなり、夕方本沢温泉に入り泊りました。
夕方までには何とか美濃戸に行かれるだろう・・・。

コース  本沢温泉口~本沢温泉(泊)~夏沢峠~硫黄岳~横岳~地蔵の頭~行者小屋~美濃戸

本沢温泉口。ここまでタクシーで入れます。(5400円)
ここから本沢温泉まで2時間ほどの歩きです。
駐車場には2台の車がありました。今日入っている人もいるんですね。


明るくてきれいなカラマツ林。こんなに歩きやすい道が続きます。


ダケカンバの林もきれいです。いかにも八ヶ岳という苔の森もありました。


キバノコマノツメ


ヤマハタザオ?


硫黄岳が見えてきました。


本沢温泉に到着。
この日は平日ということもあり、何と貸切~。
たった一人のためにストーブもつけていただいて、ちょっと申し訳ない気分。
でもとても感じよく、気持ちよく泊れました。


本沢温泉には『日本最高処野天風呂』があります。
登山道から丸見えらしいので昼間はちょっと入る勇気がないけれど、夕方もう上から下りてくる人もいないだろう。
せっかくここに泊るからにはやっぱり話の種にここに入ってみなければ~。
ということで、えっちらおっちら10分ほど登って『雲上の湯』へ。


着替える衝立みたいのがあるといいのにね~。
ちょうどよい湯加減でした~。

食事の後内湯にも入ってみましたが少し熱めでした。
気持ちよかったです。

イワカガミ


二日目。朝食をいただいてからなるべく早く出発です。
登山道から見下ろす野天風呂。こんなに丸見えだったのね~。


夏沢峠までは大きくジグザグと登山道がつけられていて急登はほとんどなく歩きやすかった。


硫黄岳の爆裂火口壁が見えてきました。


1時間余りで夏沢峠に到着。


夏沢峠の向こうに天狗岳。何気にこの登りがきつかった・・・。


今日は北アルプスも良く見えています。


爆裂火口。




はぁはぁしながらようやく硫黄岳に到着しました。


横岳         赤岳              阿弥陀岳

南アルプスもくっきり。

北アルプス、槍穂。


後立山。


天狗岳。蓼科山。


御嶽山


中央アルプス


乗鞍岳


今日はあまりゆっくりもしていられません。
景色を楽しんだら先を急ぎます。


硫黄岳山荘のそばにコメバツガザクラ。


ウルップソウの蕾。ウルップソウも盛りの時に見てみたいな~。


オヤマノエンドウ。色鮮やかに咲いていました。


槍穂がくっきり。


キバナシャクナゲ


富士山も見えました。


ミヤマキンバイ




ハクサンイチゲ


横岳に到着~。
ツクモグサ目当てにけっこう登山者がいました。


横岳を過ぎて10分ほど。ようやくツクモグサ見っけ~。




ミネズオウ


チシマアマナ


登山道にポツポツとツクモグサを見かけるようになりました。

でも目立たない色なので見逃してしまうことも。
周りの登山者の方に教えてもらったり。

すぼまっているお花も多かったです。


でも可愛い~。


以前も見つけた場所、日の岳?の斜面にいっぱい~。
ロープで仕切られていて傍には近づけません。






オヤマノエンドウもたくさん。


アップダウンあり鎖場あり、ザレて歩き難い斜面ありで慎重に歩き、
やっぱり大幅に予定時間をオーバーしてしまいました。
写真を撮りながらだし、オーバーするのは想定内。
今回は赤岳には登らず、地蔵尾根を下ります。

地蔵尾根も上部はけっこう急で疲れた足に堪えます。
それでもコースタイムを短縮して行者小屋まで下りてきました。
行者小屋で一息入れて南沢を下ります。
まだまだあと3時間近く歩かなければなりません。

コミヤマカタバミ

ほかにキバナノコマノツメ、イワカガミも咲いていました。

そして、南沢ではもう一つ、今の時期に咲くホテイランが目的。


あっちを向いたお花が多かったけれど、やはりロープで仕切られていて『撮影場所』と指定された場所では
正面を向いたお花が撮れました。


ようやく美濃戸に到着~。
もうとっくにバスの時間は過ぎて、美濃戸山荘でタクシーの予約をお願いします。
疲れた足で美濃戸口まであと1時間近く歩かなければ~と思っていたら、
横岳辺りから抜きつ抜かれつしていた男性登山者の方が車に乗せてくださると!
いい加減疲労困憊気味だったのでずうずうしくお言葉に甘え、美濃戸口まで乗せていただくことにしました。
この方には南沢の下りも一緒に歩いてくださる形になり、夕方近くの薄暗い樹林帯の歩きで心強かった~。
ほんとにありがとうございました。

今回は本当は稜線の小屋に泊りもっと楽に廻る計画だったのが、結局下から登る形になり、
体力のある人ならどうってことないけれど、私にはやっぱりきつかった。
少し頭痛がしてきたり、足裏も痛くなってくるし、お腹は空いているのだけれど食欲もなくなって
家まで帰れるのか?ちょっと心配になった。
疲れきってしまうと自分では頑張ろうと思っても身体が言うことを聞かなくなってくる。
やっぱりもう少し自分の体力を考えた登山をしなければと反省。

ちなみに茅野までのタクシー代は5000円でメーターを止めてくれました。




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