日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



盛岡駅近くのホテルに宿泊し、盛岡駅前朝7時10分発の小田越行きのバスに乗ります。
ホテルでは6時半から焼き立てパンの朝食サービスがあるというので、それをいただいてから出発しました。
土日しか出ないバスで、しかもこの日の天気は晴れ予報。
絶対混むだろうから朝食は急いで食べてコンビニでポカリを買って・・・
7時5分前にバス停に着いたけどすでに沢山の人が並んでいる。
やっぱり甘かったか~。

1時間44分乗るバスなので絶対座りたい。
でもビミョー。
おまけに小雨がちらつきちょっと空模様もビミョー。

係の女の人が人数を数えていたので増発が出るのかな~と思っていたら、
一台のバスに乗れなかった人たち(7~8人ぐらい)は同時刻出発の急行大船渡行きに乗せ
大迫バスターミナルで小田越行きのシャトルバスに乗り換えるようにとのこと。
ギリギリ最後の5人の中に入り直通バスに乗れた私は、車輪の上の座席で
最後まで窮屈な姿勢で足がしびれてしまいました。
何~んだ~、全員が座れて行かれるんなら、ゆったりと乗り換えのバスで行きたかったな~。

さて、そんなこんなで登山口の小田越到着ですが、何と天気予報大外れ。
辺りはガスで白く、雨は降っていると言うほどではないがいつ降り出してもおかしくないお天気。
みなさん一斉に雨具を着込んでいます。
まさか今日は雨具はいらないだろうと思っていたのに~、
仕方なくザックの一番底から雨具を引っ張り出し着込みました。
携帯トイレ(400円)を購入し、登山者ノートに記入し天気回復を期待しながら出発です。
早池峰山は山中にトイレはなく、トイレブースがあって携帯トイレを使うようになっています。
下まで運ばなければなりませんが、携帯トイレって嫌じゃないです。
塩見小屋も磐梯山も携帯トイレだったけれど、使う時はかえって清潔。
自分のものだから自分で運ばねば!




樹林帯を30分ほどで抜けました。
後から分かったのですがここが一合目。
滑りやすいと言われる蛇紋岩の大岩ゴロゴロ。森林限界を超え風がものすごく強いです。


でもお花が少しずつ出てきて写真を撮りながら登ります。
キンロバイ


大好きなミヤマオダマキもたくさん咲いていました。


そして本命のハヤチネウスユキソウ


ミヤマシオガマも沢山咲いていました。




相変わらずガスで真っ白。おまけに強風。




ハヤチネウスユキソウもあちこちに沢山咲いていて、しかも新鮮。写真撮りまくり。










時折ガスが薄くなり周りも見えるようになりました。
ロックガーデンのような岩が散りばめられたような斜面。


お花もそこここに。




蕾もたくさんありました。








チングルマはおしまい。


キバナノコマノツメ


ミヤマアズマギク


ミヤマシオガマ、ミヤマアズマギク、ミヤマキンバイ、


五合目御金蔵。

お天気ちっとも回復しません。
時々ガスが切れるかな~という時もあるけれど、またすぐ真っ白に。
しかも風が半端なく強く、身軽な(?!)私はよろけてしまうぐらい。
下ってくる人の中には山頂は諦めましたと言う人も多い。
ここの岩陰で風を避けて休んでいた人たちも、お花を見に来たのだからもう下山するって言っていました。
私もどうしようかな~と迷って迷って・・・。
もう少し行かれるところまで行ってみようと出発。

ミヤマシオガマ




イワウメ


ミヤマヤマブキショウマ


ナンブトラノオ




イブキトラノオ? イワショウブ




ナンブイヌナズナ




ホソバイワベンケイ


五合目を過ぎると岩々もなくなり吹きっさらしになって益々風に煽られます。
どうしよう?
これじゃ山頂に行っても何も見えないし・・・。
ちょっと迷って行ったり来たり。
で、結局山頂諦めて下山することにしてしまいました。
二日連続、とほほ。

果敢にアタックする人たちも沢山いたのですがね~。
聞けば山頂ではほとんど風が無かったとか。


帰りのバスには少し早いのでじっくりお花の写真を撮りながらゆっくり下りました。




ハヤチネウスユキソウはエーデルワイスに一番近いと言われ
私が今まで見たウスユキソウの仲間の中では割と大振り。葉も茎もしっかりしています。








ハイマツのお花?


ハヤチネウスユキソウをたっぷり










登る時にはお花に夢中になっていて気がつかなかったのだけれどけっこう急~。
こんなだったかしら?


一瞬青空が見えることも。でもまたすぐに白くなってしまいました。
後ろ髪引かれながら下山します。


森林限界一合目まで戻りました。
やっぱり晴れませんでした。


マルバシモツケ


マイズルソウ     ミヤマカラマツ
 

盛岡行きのバスの時間まで一時間以上あります。
道路沿いにお花が咲いていると聞き、少し歩いてみました。

ハクサンチドリ


ノビネチドリ ベニバナイチヤクソウ


ミヤマキンポウゲ ヤマオダマキ


タニウツギ


道路っ端に高山植物が咲いているのにびっくり。
バスは朝乗った全員が帰りも乗った訳でもないらしかったですが、早く下山したおかげで帰りは窮屈な思いをせずに済みました。

今回の山はお天気怪しかったのに強行して失敗でした。
でも念願のハヤチネウスユキソウが新鮮な状態で見られたのはよかった。
ロックガーデン風の斜面に高山植物が沢山咲いて素敵な山でした。
晴れた日にもう一度来たいと思いました。




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