3月になって、今度はMRと超音波内視鏡検査をしました。
超音波内視鏡検査は胃を見るのではなく、胃の中からその周りの臓器の様子を間近で見ることができるそうです。だからより詳しい情報を得られるという。
大腸内視鏡検査の時は鎮静剤は使いませんと言われたのに、超音波内視鏡検査はかなりつらい検査なので鎮静剤を使いますって言われました。
大腸だって十分辛かったけど、それ以上につらい検査なら絶対使ってもらわなくちゃ~。
ほとんど眠った状態だったけど時々痛みで気がついて身体を動かすと看護師さんに押さえつけられるという繰り返しでした。
検査の結果、嚢胞の中にもう一つ色の違う部分があり、それが何だか分からないので更に造影剤を使った超音波内視鏡検査をしてくださいと言われる。
造影剤を使った検査はここではできないということで市大病院でやることになりました。
市大病院の先生は紙に絵を書き、膵臓の働きなどを丁寧に説明してくれて、この色の違う二重に見えている出っ張りが肉の塊(結節)であるか、ただの水泡かはっきりしないと言う。
ガンは血管から栄養を摂るので血管が周りにあればガンということになる。
だから造影剤を使って血管があるかどうか調べれば(血管の部分が白く写るという)はっきりすると言う。
すごく解りやすい説明でした。
ガンが血管から栄養を摂るなんて知らなかったし、造影剤で血管が白く写るっていうのも知らなかった。(共済病院の先生は説明なし)
検査の結果は血管は写らず、ただの水泡と判明しました。
よかった~。
この時の検査は鎮静剤を多く使ってもらったのでぐっすり寝ていて全く痛くなかったです。
その代わり回復にずいぶん時間がかかりましたけど。
市大病院の検査結果を持って再び共済病院へ。
何だかずいぶん時間と手間暇かかりました。
今度こそ終わりだろう・・・。
先生からは『心配ないですよ』と言われ、今後は経過観察と言うことになり、半年ごとに検査をすることになりました。
半年ごとに検査を受けるのが良いのかどうか?
分からないけれど・・・。
高齢になれば悪性になったって手術だ抗がん剤だってやらない方がいい場合もある。
今回、病気が分かったのがラッキーだったのかどうか?それも分からない。
分からなかった方が良かったのかもしれないし。
ただ、健康そうに見えても、年を重ねると何かしらあるんだなというのを改めて感じました。
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