この夏は、孫台風と本物台風、それに異常な暑さで
とても山に行こうと言う気持ちにならず
夏の間とうとう何処へも出かけられませんでした。
早起きも、プランを立てるのも何もかも面倒。
気力の衰えをつくづく感じます。
このまま山に登れなくなってしまうのでは?という焦り。
何とか気力を奮い立たせて出掛けなければ。
2日間晴れ予報。
久しぶりなので短時間の登りで行かれる西穂独標に行ってきました。
松本からバスで平湯温泉まで、乗り換えて新穂高ロープウェイまで。
登山者がそこそこいました。
ロープウェイから。
まだ雲が湧いてる
コース 西穂高口~西穂山荘(泊)
西穂山荘~丸山~独標~山荘~上高地
すっかり雲も取れて青空が広がりました。
今日は山荘まで1時間半の登り、明日は独標まで1時間半の登り。
これぐらいなら今の私でも何とか登れそう・・・。
山荘までコースタイムとそう変わらずに登って来られました。
晴れたからか、山荘宿泊者はいっぱいです。
同室は割と若い女性ばかり5人。
部屋から西側。白山と笠ヶ岳。
夕焼けが美しい
小屋の夕食はハンバーグとクリームコロッケでした。
クリームコロッケが美味しかった。
夜は満天の星空。
翌朝、縦走する人は朝暗いうちに出発します。
西穂山頂まで行く人、独標までの人。
私は足元が不安なので、今回は独標までにしておきます。
山荘前から東側の空。
ナップザックにポカリとおやつ、防寒具を入れ身軽で出発です。
手前の丸いピークが丸山。丸山の先からけっこう急こう配。
こんなだったっけ。
独標は中央のずんぐりしたピーク。
稜線にはもうほとんどお花はありません。
ヤマハハコのドライフラワー
丸山到着。
振り返って、乗鞍岳と焼岳。
さぁ、独標に向かいましょう
ゴゼンタチバナ シラタマノキ?
イワツメクサが咲き残っていました。
オヤマソバ
独標
独標到着。
沢山の人が休んでいました。
独標の先のピーク。
右手にジャンダルム、その奥に奥穂高岳。
乗鞍岳 焼岳
霞沢岳の奥は中央アルプス?
南アルプスと富士山も見えました。
八ヶ岳も
黒部五郎岳と双六岳も
霞沢岳、乗鞍岳、焼岳そして眼下に上高地。
やっぱり来てよかった~。
見慣れた景色だけどやっぱり山はいい。
景色を堪能したら上高地まで下山します。
咲き残りのお花
ミヤマキンポウゲ トリカブト シラネセンキュウ?
上高地への道はただ鬱蒼としたイメージしかなかったけど、
ずいぶん手入れされて明るくなった感じ。
平坦な場所では木道も敷かれていました。
樹間から上高地。まだまだだな~。
割と明るい登山道
上高地登山口に到着。
独標の標高2701m、上高地は1500m。
標高差1200mの一気下りは足に堪えました~。
さすがに疲れ果てちゃって河童橋まで歩く気力もなく・・・。
早く家に帰りたい・・・。
吊り尾根
上高地の食堂でお昼を食べ、帰ってきました。
昨日今日と足の筋肉痛が酷いです。
新穂高に下ったほうが良かったかな~。
だんだん足元が不安になるお年頃なのでもう無理は禁物です。
でも思い切って出かけてよかった。